自民党総裁候補には西村康稔、河野太郎、谷垣禎一の3議員が正式に名乗りをあげました。
なんとも魅力のない候補ばかりです。これでは自民党の再生はますます難しくなりそうです。
自民党を一気に変えるためには若手女性議員の稲田朋美氏を保守らしい保守のリーダーとして推し、民主党との区別を鮮明にするという案が一部にあることをさきに紹介しました。

しかし稲田議員は擁立されませんでした。
自民党の限界を示す状況でした。
いまの自民党がいかに大胆な新生を迫られているか。
一つの実例をみました。
それはなんと小泉純一郎元首相の次男、28歳の小泉進次郎議員を自民党の次期総裁にすればよい、という案が打ち上げられていたのです。
提案者は自民党の外にいる将棋の米長邦雄氏でした。
産経新聞9月18日の「正論」コラムに書いていました。
その部分を以下に紹介します。
<私は民主党の失政など願いたくもないので、自民が勝つための方策のみ書きたい。16日の首相指名はなんとか一致して第一関門を突破したが、次は誰を党首(総裁)に選ぶかにある。粛々と手順を踏んで、組織として間違いないアプローチで選んでもらいたい。最も大事なのは誰を選ぶかである。
≪若さ、謙虚さのあと笑い≫
1年前、麻生総裁が誕生した際に争った人々が選ばれるのか。私はそうあってほしくない。もっと若返ることを期待したい。苦しい時こそ、「笑い、謙虚さ、若さ」が求められる。自民党再生のためには、原点に立ち返ることを全員が謙虚に受け止めなければ無理だと思う。全国の支持者もそう願っているはずだ。
では若さと笑いをどうするか。こんなことを書いてよいものかどうか、私は1人しか思い浮かばない。小泉進次郎氏(28)である。あっと驚く名前であろう。自民議員の中で、麻生太郎氏か小泉純一郎氏(進次郎氏の父親)か、どちらの方がより嫌われているのかは知らぬ。然れども今回、小泉進次郎氏さえ選出しておけば、次回は必ず自民は勝てると断言する。
なぜか。まず古い体質、しがらみを抜け出せない体質を一挙に払拭(ふっしょく)できる。次に、政治家として全くの新人である点だ。明治維新の立役者はほとんどが20代であり、その情熱が新しい国を作った。シンボリックな選択ではないか。3つ目は、小選挙区で民主候補に勝利した新人であることだ。これは重要であり、おろそかにしてはならない。4つ目は、その顔、ルックスである。コワモテ幹部の多い民主党から女性層を奪い返そう。
5点目も重要だが、小泉氏の複数の番記者情報によれば、今回の選挙中に日に日に成長して、今や父親と比肩するほどになってきた感があるという。まだまだ伸びしろがあることだろう。純一郎氏が本当に壊してしまった自民党を息子が再生するというドラマ性も楽しいではないか。イチかバチか、進次郎氏に賭けませんか。
そのくらいの覚悟を決めなければ自民党は立て直せないだろう。若さと謙虚さのあとに「笑い」はついてくるはずだ。(よねなが くにお) >
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もちろん、これまでの政治の常識では考えられない提案です。


by 古森義久
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