自民党政権で財務相、経産相などを務めた中川昭一氏が亡くなりました。

新聞記者と政治家という枠内ではありましたが、私もずいぶんと長い年月にわたって交流させていただきました。
ワシントン来訪も多く、そのたびにこれまた取材の範疇ではありますが、顔を合わせ、言葉を交わす機会がありました。
中川氏の政治家としての業績は私のワシントン駐在の新聞特派員という立場からすれば、なんといっても北朝鮮による日本人拉致問題の解決を国際的な次元で図ろうと一生懸命、努力していたことが目立ちます。
そして日本や日本人への愛着、プライドにいつも強い思いをいたす政治リーダーだと感じてきました。実際に接した中川氏の言動から日本という概念を痛感しました。しかもその日本へのこだわりは決して閉鎖的ではなく、世界とか国際という文脈での日本のあり方への真剣な取り組みを感じさせられました。
こうして散文的に描写するにはあまりに大きく、深すぎる、あまりに豊かすぎる、そしてあまりに雨も雪も嵐も多すぎる中川昭一氏の政治家としての軌跡だったと思います。
ご冥福を祈ります。、


by 古森義久
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