いやあ、びっくりしました。
鳩山首相がオランダの首相に「日本の侵略と植民地支配」を謝罪する「村山談話」をお伝えして、謝罪を改めて表明した、というのです。
鳩山首相はオランダがインドネシアを1602年から1942年までなんと、340年間も植民地支配し、インドネシアが独立を宣言してからも4年間も侵略を続けていた歴史を知らないのでしょうか。
まず以下が鳩山首相がオランダ首相に謝罪の姿勢をみせた出来事のそのニュースです。
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鳩山首相「村山談話を受け継ぐ」 オランダ首相に改めて表明
鳩山由紀夫首相は26日、首相官邸で来日中のオランダのバルケネンデ首相と会談し、共同記者会見を行った。会見で鳩山首相は、先の大戦におけるオランダ人犠牲者に関して「村山談話を作ったとき(平成7年)に政権の中にいた人間として、この思いはしっかりと新しい政権の中に受け継がせていただく」と述べ、日本が侵略と植民地支配を謝罪した村山談話の踏襲を改めて表明した。
バルケネンデ首相は「過ぎ去った戦争の問題、強制売春の問題など、非常にデリケートな問題として両国関係に残っている」と指摘。その上で「だが、鳩山首相からはっきりとした立場表明と再確認をいただき歓迎している」と述べた。バルケネンデ首相のいう強制売春問題とは、インドネシアにおけるオランダ人慰安婦問題を指すとみられる。
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オランダの植民地支配は日本軍の攻撃によって終止符を打たれました。1942年のはじめです。
日本がなにもインドネシアを単にオランダの植民地支配から解放するために兵を進めたわけではないでしょう。またインドネシアの占領中にも、現在の基準なら不当とみなされる日本軍の行動もあったでしょう。
しかしその一方、日本軍はオランダ当局に逮捕されていたスカルノ氏、ハッタ氏ら独立運動指導者を獄から解放し、優遇しています。
スカルノ氏らは日本の敗北の直後、1945年8月17日にインドネシア共和国の独立を宣言しました。ところがオランダはそれを否定し、また植民地支配の再現を狙って、軍隊を送り込み、インドネシア側への文字通りの侵略を始めたのです。
そのオランダ軍の侵略はイギリスも先行して支援し、三個師団の部隊を投入して、インドネシア側の殲滅を図りました。そしてオランダも大部隊を送り込み、全土にわたって独立軍を攻撃したのです。これは「村山談話」的基準なら当然、侵略であり、植民地支配の試みでしょう。いやどんな基準でも、そうでしょう。
オランダの新生インドネシアへの軍事攻撃と侵略は4年も続きました。しかしインドネシア側は勝利を飾り、オランダの植民地支配の再現を阻止したのです。オランダがインドネシアの独立を認めたのは1949年でした。
こんな歴史にもかかわらず 日本の首相がいまオランダに謝る。
なおインドネシアの独立のためのオランダとの戦いや、日本の果たした役割については以下の書が詳しいです。ムルデカはインドネシアの言葉で独立という意味だそうです。

以下がその映画のポスターです。サイズが均衡を欠き、申し訳ありません。





by yvb89326
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