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鳩山政権が日米同盟を危機に陥れる

2010/01/05 10:56

 

鳩山政権の自己矛盾や優柔不断そして反米志向などによる日米関係の悪化が明らかとなってきました。その核心は日米同盟の揺らぎです。

 

鳩山政権は日本の防衛や安全保障を語りません。東アジア妄想体構想とか、米中橋渡しだとか、空疎な言葉だけがあって、実体を伴わないカギ括弧『』フレーズ外交だけが先行しています。

 

こんなことを続けていると、どうなるのか。

 

日米同盟の危機は日本になにをもたらすのか。

 

以前にもこのブログで紹介した拓殖大学の渡辺利夫学長が歴史を踏まえての鋭い警告を発しています。産経新聞の1月5日の『正論』コラムの論文です。

 

日本の安全保障を少しでもまじめに考えたいと願う人たち――私自身も含めて――には必読の論文だと思ったので、紹介します。

 

                       =======

 

 

■「日英同盟」廃棄の轍を踏むな

 

 何を思い悩んでいるのか。

 

 日本は世界最大の覇権国家米国を同盟国としているではないか。

 

 自国の安全を確実に保障するものは最強の覇権国との同盟である。これ以上明快な答えはない。

 

 「専守防衛」を旨とし、なお自国の安全を手にしようというのである。

 

 他に代替策があると考えるのはよほどの「主義者」にちがいない。

 

 集団的自衛権は独立国のすべてに与えられた自然権である。

 

 日本はその行使をも否定して自国の安全を守ろうとしている。

 

 覇権国との同盟関係を維持するための必死の努力なくして、どうして日本がこの厳しい東アジアの地政学的環境の中で生存をまっとうできるか。

 

 最強国との同盟関係を断ち切って独自に存在できるほど東アジア地政学は甘くはない。

 

 つい先だっての歴史に痛恨の先例があるではないか。

 

 第二次大戦での敗北によって日本が亡国の危機におとしめられた、その淵源(えんげん)をたどっていけば日英同盟の廃棄にいきつく。

 

 日露戦争を睫前(しょうぜん)にした明治35年1月に締結され、大正10年12月のワシントン会議で廃棄されるまでの20年にわたり、日本の安全保障を確たるものとしたのが日英同盟であった。

 

 往時の世界最大の海洋覇権国家英国との同盟により、日本は日露戦争に勝利し、あの苛烈(かれつ)な帝国主義の時代にあって一度たりとも安全を侵されることはなかった。

 

 日英同盟に守られ日本は明治末の10年と大正期を通じて、産業を勃興(ぼっこう)させ、中産階級を生み、学術と芸術を振興し、大正デモクラシーを開花させたのである。

 

 ≪自らの生存に直結する転換≫

 

 日英同盟を廃棄に追い込んだのは米国である。

 

 第一次大戦での敗北によってドイツの脅威が消滅する一方、この戦争に勝利して軍事力を蓄えたのが日米であってみれば、米国が日本に対する敵愾(てきがい)心を抑えることは難しかったのであろう。

 

 日英を合計すればその海軍軍事力は米国をはるかに凌(しの)いでいたのであり、米国が日英分断を画策したのは当然の国際政治力学であったといっていい。

 

 日英両国政府には、日露戦争、第一次大戦において有効性をいかんなく発揮したこの同盟を捨てる意思はなかった。

 

 英国は日米間で戦争が勃発(ぼっぱつ)しても日本を支援する義務はない旨を成文化してもいいと米国を説いたものの、米国から物心両面の支援を受けて対独戦に勝利した英国には、米国の強硬な同盟破棄要求を抑える外交力はなかった。

 

 大正10年12月13日、ワシントン会議における4国条約の成立をもって日英同盟は消滅した。

 

 旧友邦英国が米国の要求になすすべなく屈する姿を眺めて、日本はみずからの生存は結局はみずから守るより他なしと決意せざるをえなかった。

 

 欧米列強から猜疑(さいぎ)の眼を向けられながら独自に軍事力を強化し、第一次大戦の勝利によってドイツから継承した山東省に地歩を得て大陸の中心部に進み、その深い泥沼に足を捕られて自滅への道を突き進んだ。

 

 後にドイツイタリアが軍事力を増強して米英への攻勢に転じるや、これに加わらんとする機運を日本人に生んだのも、帰するところ日英同盟廃棄にその原因があったといわざるをえない。

 

 ≪同盟を危機に陥れる現政権≫

 

 日英同盟の廃棄直後の大正12年には、日本の不吉な将来の予兆ででもあるかのように関東大震災が発生、大正13年には米国で排日移民法成立、昭和2年には山東出兵、昭和3年には張作霖爆殺事件、昭和5年にはロンドン軍縮会議、昭和6年には満州事変、昭和7年には満州国建国、5・15事件、昭和8年には国際連盟脱退、昭和11年には2・26事件、昭和12年には支那事変、昭和14年には第二次大戦勃発、昭和15年には日独伊軍事同盟成立、昭和16年には真珠湾攻撃、昭和20年には日本の降伏とつづいた。

 

 日英同盟廃棄は、悔やんでも悔やみきれない日本の近現代史における痛恨事である。

 

 中村粲(あきら)獨協大名誉教授はこういう。

 

 「我国はその後、極東情勢の混乱に単独で対処する他なかつた。最も同盟の必要な時期にそれがなかつたのだ。日本は自ら望まずして、孤立へと追ひやられたのである。以後大東亜戦争に至る迄(まで)我国が歩んだ孤立と苦難の20年間を思ふ時、日英同盟消滅せざりしかば、の感を深くせざるを得ない」(『大東亜戦争への道』展転社)

 

 日英同盟廃棄は日英の外の第三国の容喙(ようかい)によって余儀なくされた。

 

 しかし、現在の日本の政権はみずからの手によって米国との同盟を危機に陥れようとしている。

 

 この選択はいかにも愚かである。

 

 中国の国産空母の建造計画、東シナ海制海権の掌握、北朝鮮の核ミサイル保有の危険な可能性を日本は眼前に控えている。

 

 「日米同盟消滅せざりしかば」と後世の史家によって慨嘆されるような選択だけは、絶対にこれを避けねばならないと思うのである。(わたなべ としお)

 

                         =======

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2010/01/05 11:09

Commented by third-seaman さん

>他に代替策があると考えるのはよほどの「主義者」にちがいない。

その通りです。保守系を自認する人は、正面からこうした議論を反対派にふっかけて欲しい。

民主党にしろ、マスコミにしろ、こうした安全保障の視点を、おそらくは故意にさけていますが、「主義者」でしょう。たまに、安全保障の問題にふれるコメンテーターがいても、「冷戦がとっくに終わったんだから、云々」という話し。

冷戦時代より、中国が急速に軍事力を強化し、北朝鮮が核兵器をもっている現在の方が、はるかに日米同盟の重要性は増しています。

 
 

2010/01/05 11:10

Commented by web書店「ひっそりこっそり」店長 さん

民主党社民党国民新党のお歴々の方々は「御目出度き人々の集まり」いですからね(笑)


今の中国が、当時の「米国」の役回りであり、見事に、その路線にハマってしまっているような…

「友愛」という、夢物語の世界の愚か者の世界観を持つ民主党は「国賊党」とか「売国奴党」と名を変えて読むと分かり易いかと思います。

 
 

2010/01/05 11:34

Commented by thinking さん

>鳩山政権は日本の防衛や安全保障を語りません。
 
 古森様の、迫真の名著「外交崩壊」には感動を覚えたのですが、
闇将軍小沢一郎の外国感覚を疑う!
 小沢一郎は外交音痴か? いや、小沢一郎は日本人か?
 何故、シナ共産党の言い成りになるのか?
 何故、日本人が嫌がっているのに、朝鮮人を優遇する法案を強行するのか、小沢一郎は朝鮮人か?
 僕にとっては不可解だ、「人生不可解」ではなく「小沢一郎、不可解」だ。

 
 

2010/01/05 12:42

Commented by 古森義久 さん

third-seaman さん

鳩山外交に反対する側は日本の安全保障という主題をもっと強く押し出して、議論を挑むべきですね。

 
 

2010/01/05 12:45

Commented by 古森義久 さん

web書店「ひっそりこっそり」店長 さん

鳩山首相もさすがに「友愛」という言葉を口にする頻度を減らしてきたようですね。

この人には恥ずかしいという意識は少ないと思うのですが、友愛で外交を律せられないということはいくらかはわかってきたのではーーー

 
 

2010/01/05 12:48

Commented by 古森義久 さん

thinking さん

小沢一郎氏の現状は瞬間的な異様現象であり、「盛者必衰」の定理を持ち出すだけの価値もないでしょう。

政治ニッチ現象といいましょうか。

 
 

2010/01/05 14:16

Commented by weirdo31 さん

渡辺先生の正論、全く異論はありません。

ただ一点、時系列的に疑問な点は

> 後にドイツイタリアが軍事力を増強して米英への攻勢に転じるや、これに加わらんとする機運を日本人に生んだのも、帰するところ日英同盟廃棄にその原因があったといわざるをえない。<


我が国が昭和11年(1936)日独防共協定(翌年イタリアが参加)を締結した時点では、日独伊3国とも米英と武力対決をしてまでと言う路線は執っていませんでした。

ナチズムとかファシズムが西欧のデモクラシー秩序に対する挑戦であることに、危機感を感じた英米の対独制裁戦争といった面が第二次世界大戦のはじめには強かったのではありませんか。

対日開戦はイギリスは望んでおらず、アメリカも大勢は中立でしたが、蒋介石に対するローズベルトの思い入れが強く、大陸進出を進める日本に対し将来に対する憂いもあって、日米戦争を画策したのはむしろアメリカであったことは今では明らかになっています。

 
 

2010/01/05 15:35

Commented by thinking さん

>拓殖大学の渡辺利夫学長が歴史を踏まえての鋭い警告を発しています。
>米国が日英分断を画策したのは当然の国際政治力学であったといっていい。
 
 これと同じ事が、今行われているのですね、
「中国が日米分断を画策したのは当然の国際政治力学であったといっていい。」
と後世いわれるだろう。

 これが、地勢学という物ですね。
 日本の政治家も国民も、ぼーっと、してはいられない事は明白なのに、
政治家も国民もマスコミも新聞も、渡辺利夫氏以外の人は、危機を感じて騒がないのは、何故か?
 日本人は自民党から民主党に政権交代して、民主党が世界の平和をもたらすと、
「大いなる誤解、大いなる錯覚、大いなる洗脳状態」に陥っているのではあるまいか。 

 
 

2010/01/05 16:36

Commented by weirdo31 さん

この政権のいい加減さ襤褸がまた一つ出ました。

政府は5日、2月に東京で開催されるサッカー東アジア選手権に出場する北朝鮮女子チームの入国を認めることを決めた。政府は拉致問題や核実験に対する制裁措置を実施中であり、北朝鮮関係者の入国を認めていないが、平野博文官房長官は「入国は前政権で決定したことであり、スポーツであることを踏まえた。厳正な入国審査、管理制度に従って入国してもらう」と述べ、「例外扱い」であることを強調した。(MSN産経ニュース)

前政権が決定したことであり、スポーツであることを踏まえた措置とのたまっています。

それなら、普天間基地の移転問題は前政権で決定したことであり、外交問題であるので、たとえ野党時代は反対していたとしても政権を担当させて頂いた以上、やはり踏襲しなければならないとなるはずです。

こら、鳩山!どうなっているんだ!

 
 

2010/01/05 19:35

Commented by hatlabo さん

最近ぽっぽは北朝鮮を足がかりにして支持率回復をねらっているんじゃないか?

北朝鮮に媚を売って電撃訪朝して、何人かの拉致被害者を返してもらうことに
よって「友愛」の実績を誇張して支持率を回復する。北朝鮮は何枚のカードが
あることやら・・・・
民主・社民の売国奴は、日米の同盟よりも支持率アップによる政権維持の方が
重要なんだろうな。

 
 

2010/01/05 21:17

Commented by 古森義久 さん

weirdo31 さん

歴史解釈の問題点のご指摘、参考になります。

 
 

2010/01/05 21:18

Commented by 古森義久 さん

thinking さん

大いなる誤解や錯覚はもういい加減にしたいですね。

 
 

2010/01/05 21:20

Commented by 古森義久 さん

hatlabo さん

あるいは反米のポーズをとれば、自分たちへの支持率があがるという目算でもあるのでしょうかね。

 
 

2010/01/05 22:09

Commented by abusan123 さん

勿論米国政府としては「鳩山政権」を全く相手にはしていないと
解釈すべきですし、「背後の小沢一郎は中共傀儡」で有ると
産経新聞的に解釈する段階に達しているって事でしょうなあ。

別の言い方をすれば「鳩山政権」そのものよりも「小沢傀儡政権」
の「反米性」を米国政府は「重大警戒」しているのに違いありません
なあ。┐(´д`)┌ ヤレヤレ

最も、それは古森記者にとって「釈迦に説法」な話しで
ありましょうが(^_^;)(^_^;)(^◇^;)

 
 

2010/01/05 23:06

Commented by 黒猫 さん

お忙しい古森さんにこんなことを聞くのは気が引けるのですが、
ですが、そこを押してお尋ねしますが、
米国は日本が中国寄りになることで、
やはり米国の国益が損なわれると考えているのでしょうか。
それとも、日本と同盟を破棄するようなことになっても、
米国はそんなに困らないのでしょうか。

 
 

2010/01/05 23:10

Commented by koku さん

古森さま

>反米のポーズをとれば、自分たちへの支持率があがるという

いいとこ突かれます。密かに心配なことでもあります。
アヤトラ・ホメイニは大悪魔アメリカと叫んでましたし。日本のマスコミときたら反自民、反米で食ってきたような人らが大勢います。職業アジテーターですね。アヤトラさんのように。

 
 

2010/01/05 23:20

Commented by leviathan さん

渡辺利夫学長の警告は、私たち一人一人が重く受け止めなくては
いけない事実ですが、去る12月30日のウオールストリートジャーナル紙の オピニオン欄における、イアン ブレーマー氏が紹介された元米国国家安全保障委員会のディレクターであったキャロライン レディー女史のハトヤマ政権に対する評価、、、SCHIZOPHRENIA,,,精神分裂病、なんだそうですね。国は違っても思いは同じなんですね。ということは、世界(自由主義民主主義国家)からそのように見られているということでしょうね。
私たちの国の元首が、SCHIZOPHRENIA ですか、、、今年も、思いやられます、、いや はや、、、。

http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704779704574553491570666698.html

 
 

2010/01/05 23:39

Commented by st-judy-comet さん

明けましておめでとうございます。今年はじめての書き込みです(多分)。

日米同盟の重要性については、90年代に米軍がフィリピンから撤退するや否や中国が南沙諸島に侵出した事も重視すべきだと思います。

東アジア情勢に加え、最近では中東・イエメン情勢も懸念されます。
ソマリアの海賊に加えイエメンでもアルカイダが活発化し情勢が緊迫すると、日本の貿易路は大丈夫なんだろうかという気がしますが、どうなんでしょう。

いろいろと国際情勢に注視すべき事が多いときに、現政権に防衛を任せられるか、最近のニュースを聞いてて不安になります。

ところで、藤井財務相が辞意を表明したとニュースで聞きました(首相は慰留)。
予算であれだけゴタゴタ大騒ぎしたら、77歳の老体にはこたえただろうなあ。

 
 

2010/01/05 23:39

Commented by 超級大懶猫 さん

鳩山政権の大好きなフレーズを拝借すれば、少なくとも現時点においては日米同盟堅持という路線が、一番「費用対効果」に優れていると思うんですけどね。
「米中日正三角形論」なる寝言を言っておられる御仁もいますが、歴史に鑑みて、然るべき軍事力を持たない相手など、中国は歯牙にもかけないのは明白です。となれば、「正三角形」を実現するためには、それこそ目が回るほど防衛費を増額する必要があるはずです。
財政的にも政治的にも、途方もないリスクを背負う覚悟が必要ですね。

......という程度のことすら考えてないのではないかと疑わざるを得ないあたりが、あー、なんというか、情けないというべきなんでしょうか。

 
 

2010/01/06 00:51

Commented by 古森義久 さん

abusan さん

アメリカはたとえ鳩山政権を相手にしたくないにしても、日本国を相手にしない、というわけにはいかないでしょう。

その点にアメリカのジレンマがあるわけです。

 
 

2010/01/06 00:52

Commented by 古森義久 さん

黒猫 さん

いやいやアメリカはまだまだ日本との同盟が自国にとって必要だと考えていますよ。

だから鳩山政権に対しても、簡単に袖を振れないわけです。

 
 

2010/01/06 01:39

Commented by dpal451 さん

 古森様 こんばんは。

 日英同盟当時の米の立場が、現日米同盟の中国の立場ですね。

 日英同盟当時の米は中国大陸の権益をめぐり虎視眈眈であり、日本が邪魔で、日英同盟が邪魔だと考えるのは自然なことです。実際日ロ戦争後に米は対日戦争計画を始めましたね。

 英国にとって日英同盟は、現実面ではトルコ、アフガン、満州方面のロシア南下政策に対抗するための負担軽減でしょう。幸いにもロの南下を一旦止めた時点で、日英同盟は目的が弱まり、丁寧なケアがなければ解消の危機があったと思います。

 現在の日米同盟も対共産独裁体制との冷戦時は存在意義に問題なかったでしょう。しかし、対ソ冷戦は一応終わり、対中国は自由民主主義陣営に協調する姿勢を見せているため、存在意義が薄れていることは否めません。

 そういう状況だからこそ、日米同盟を大切に維持し育てる努力がなければならないはずです。

 鳩山政権の考え方は、冷戦が終わってもう危険はなく、友愛を周辺国に振る舞えば国の安全は守られると考えているようですね。そうでしか、日米同盟を弱める動きを説明できません。

 しかし、実際はどうでしょう。北朝鮮は勿論のこと、中国は国の考えが分からないことが、本当に危険なことなのだと思います。

 共産党独裁という政府は、結局本当のことを中国国民にも、国際社会にも語りません。無条件独裁権力ですから国民に政策を約束する必要もありませんね。しかし共産党といっても、現在富の不平等、労働者の権利が守られないこと、失業者対策ができないことなどもう毛沢東主義からも逸脱しています。要するに独裁権力と既得利権の維持という目的しかないと見るべきでしょう。

 また、中国王朝が危険なのは太古から変わらない中華思想という魔物が全く変わらないことです。現在は国力が日米欧に劣っているため、ひたすら協調しているだけだという疑念は消えませんね。

 ですから、中国に対して少なくとも安心できる日は、民主化し、主権を国民に戻し、議会主義を実践し、情報や政治目標を明らかにする日が来るまでないと考えるべきです。

 鳩山首相もアジアの民主化を支援するなら、まず最も必要な中国の民主化を支援すべきです。それもできないのですから、真剣な人には亡国の徒と映るのです。

 
 

2010/01/06 03:33

Commented by izasasa0507 さん

古森 様 

明けまして 
   おめでとう 
      ございます。

遅くなってすみません。

私ども昨年9月に「日本の心を伝える会」(通称「日心会」)という保守組織を立ち上げました。 現在約1200名の会員がおります。
「ねずきちの ひとりごと」というブログからの立ち上げです。

既存の保守団体である1、「在日特権を許さない市民の会」(桜井 誠氏)2、「外国人参政権に反対する会・東京」代表(村田 春樹氏)3、「日本を護る市民の会」 代表(黒田 大輔氏)4、「日本女性の会そよ風」会長(涼風 由喜子氏)5、ジャーナリスト(西村 幸祐氏)6、「日本文化チャンネル桜」(水島社長)などの方々と協調して活動していく所存です。

保守はいよいよ小異を捨てて大同につくべき時が参りました。

議論も大事ですが、行動はもっと大事かもしれませんね。 もちろん各自が出来る事をするしかありませんが。

 
 

2010/01/06 08:44

Commented by weirdo31 さん

古森さん、横レス失礼します。

Commented by dpal451 さん

>日英同盟当時の米は中国大陸の権益をめぐり虎視眈眈であり、日本が邪魔で、日英同盟が邪魔だと考えるのは自然なことです。実際日ロ戦争後に米は対日戦争計画を始めましたね。<

日露戦争はロシアと対立していたイギリスと、帝政ロシアに迫害されアメリカに亡命せざるを得なかったユダヤ系の金融資本のバックアップのおかげで勝利をおさめることができました。

戦後満州の鉄道建設に、アメリカの鉄道王ハリマンが満鉄の共同開発を提案、桂太郎首相ほか各閣僚も止むを得ないと賛同していたところへ、ポーツマス講和条約に心血をそそいだ小村寿太郎外相が帰国し猛反対しました。

小村外相の言い分にももちろん十分な理がありましたが、日本の国力からいって無理がありました。ところが、条約に不満な民衆をたきつけた先導者が今でいうなら無許可デモを展開し、暴徒化した民衆が日比谷焼き討ち事件を起こし、首都には戒厳令が敷かれるなど、大変な事態となりました。

その後、アメリカはそれまでの態度を変更し、オレンジ計画なるものを起案し日本のシナ大陸への膨張政策を牽制するようになったのです。

特に国際関係を考える際、たしか古森さんも仰ってましたが複眼的思考が必要です。dplさんのお考えを全面的に否定するものではありませんが、相手の立場に立った考察も必要と考えます。

 
 

2010/01/06 09:41

Commented by stopchina さん

米中関係が冷却化しつつあるようですが、両国の対立が本格化した場合、日本はどちらにつくか、決断を迫られることになります。
関ヶ原の合戦で西軍につくか東軍につくかで諸大名の運命が決したようなことになりかねません。
その時、民主党中国を選ぶかもしれません。恐ろしいことです。

 
 

2010/01/06 09:55

Commented by dpal451 さん

To weirdo31さん

>戦後満州の鉄道建設に、アメリカの鉄道王ハリマンが満鉄の共同開発を提案、桂太郎首相ほか各閣僚も止むを得ないと賛同していたところへ、ポーツマス講和条約に心血をそそいだ小村寿太郎外相が帰国し猛反対しました。

>小村外相の言い分にももちろん十分な理がありましたが、日本の国力からいって無理がありました。ところが、条約に不満な民衆をたきつけた先導者が今でいうなら無許可デモを展開し、暴徒化した民衆が日比谷焼き討ち事件を起こし、首都には戒厳令が敷かれるなど、大変な事態となりました。

 ハリマン提案を受けて満州権益をアメリカと分け合うことができれば、確かにその後の展開は違っていたでしょう。しかし、日比谷焼き討ち事件に見るような日本国民の反発は大変なものでした。

 小村外相にとっても、国力を傾け戦い、数万の将兵の血で勝ち取ったものを、調停者になってもらったものの手を汚していないアメリカ中国進出を分けることは許せなかったのでしょう。この点は日比谷焼き討ち事件を起こした暴徒と同じ心情ではなかったでしょうか。

 複眼的そして粘着質的な外交なら、アメリカにも権利を与え、共に大陸の安定を進める関係もとれたでしょうが、これも後付けの感想にしか過ぎない気がします。

 しかし、日比谷焼き討ち事件に見る国民の反応の衝撃は、すべての政治家、政府関係者、軍部には恐怖感を覚えるほど大きかったことでしょう。その影響は、その後の大陸問題、対米問題に政治家、軍部が強硬な態度を取らざるを得なくなっていき、大戦争突入まで至った原因の一つだと思います。

 ここから教訓とすべきは、正確な情勢分析はある程度国民と共有する必要があるということです。日ロ戦争では関係者は辛勝と認識していましたがほとんどの国民は大勝利と錯覚していたようです。こういうギャップが生じることは民主社会では大変危険なことです。

 ですから、政府、マスコミ、知識人はきちんとそして冷静な分析を国民と共有できる国となるべきですね。国民側も感情的なアジや扇動に惑わされない、知識と見識をもった存在となるよう努力しなければなりません。

 ご指摘の複眼的な思考は複雑な現実世界では何よりも大切と同感いたします。物事はすべて立場や視点を変えると違う景色に見えるのですから。

 
 

2010/01/06 13:06

Commented by weirdo31 さん

dpal451 さん

歴史にはIfはないとよく言われますが、確かに日露戦役後、満州をはじめ中国アメリカと共同して進出してゆけば、シナももっと早く近代国家化したかも分かりませんが、当時の先進欧米諸国はアジア各地の民族は劣等民族であるという偏見から脱しておらず、アジア各地を植民地化することに意を注いでいました。

我が国も、その偏見から必ずしも自由ではなく、日本人がアジアの兄弟姉妹たちを植民地人と考え続けたかも分かりません。

歴史にIfはなく、歴史は恐ろしいほど必然的に進行します。今は中華「人民」共和国がかつてのシナ帝国の再現を夢見て西太平洋の支配を含め覇権国家を目指しています。内モンゴルしかり、チベットしかり、ウィグルしかり。次は…。

警鐘は乱打されているのです。

 
 

2010/01/06 19:53

Commented by yomoji さん

渡辺利夫氏は種田山頭火がお好きらしい。『種田山頭火の死生――ほろほろほろびゆく』

どういうものでしょうか。こういう心根をもって国際情勢に対するということは。ちょっとヤバイと思いませんか。

10年以上前のこと、ロンドンから来た若手のシナ人研究者が米国で講演(演題失念)した。質疑応答で台湾問題か何かに触れたとき米国が軍事介入すれば中国はロサンゼルスを火の海にすると臆面もなく公言した。

米国はインディアンを虐殺し英、仏、スペインメキシコなどを押しのけて広大で資源豊かな北米大陸を独占した。それでも飽き足らず、ハワイフィリピンを侵略してシナ大陸市場にまで強引に割り込もうとした。

西洋近代、資本主義がアメリカ人を駆ってそう行動させたのでしょう。

幕末明治の日本もそのような西洋列強に圧迫されて自存自衛上やむなくみよう見真似で帝国(主義)化した。しかしどうしてもほろほろほろびゆく滅びの美学の心根は払拭できなかった。同期の桜。石原莞爾や山口多聞のような合理精神は疎んじられる。

氷炭相容れない滅びの美学と西洋合理精神をどう調和させ、いいとこどりしていくか、これが幕末明治以来日本の課題ではないでしょうか。友愛というのはどの辺に位置するのでしょうか。

 
 

2010/01/06 21:03

Commented by highlevelreader さん

冷戦が終わったなどというのはとんでもない幻想だと思います(特に日本が置かれている東アジアにおいては)。

というのは、一党独裁軍事政権が日本の西と北に2カ国も現存しているからです。

しかも朝鮮戦争は休戦協定のみで平和条約は締結されていません。

さらに中国台湾併合の機会を虎視眈々と狙っています。

この不安定な東アジアにあって、日本が取るべき道は、好むと好まざるとに関わらず、日本と同じ(少なくとも民主党政権ができる前の日本と同じ、と言うべきかも知れませんが)自由主義体制にあり、強大な軍事力を擁し、それが少なくとも当面は日本を攻撃するとは考えにくい米国と提携するのは当然の帰結です。

これが判らない政治家は早く政権を放棄すべきだと思います。

 
 

2010/01/09 10:32

Commented by yomoji さん

>これまでの日本の政権のように、圧力を強めれば折れる、という考えは、歴史的政権交代という現実の前では通用しない。そう、ナイ教授は分析しているのではないか。

鳩山さんの友愛というのはナイの言うソフトパワーやスマートパワーとの関係でどの辺に位置しているのでしょうか。日本の自衛隊の現状はスマートパワーに寄与しているのでしょうか。

 
 
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2010/01/08 11:47

サミュエル・ハンチントン「文明の衝突」から [政治を学び提言する「LEAD VOICE…]

 

われわれ日本人が世界を考えるとき、 とかく我が身の立ち位置を正確に把握するのが苦手なようだ。 ある時は尊大になり、ある時は卑屈になる。 日米中の正三角形論や、日米欧の三極論など、 いろいろ言われているが、…

 

2010/01/07 06:50

鳩山首相が「優秀な政治家」として名を残すには(朝鮮日報社説) [草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN]

 

【社説】鳩山首相が「優秀な政治家」として名を残すには(朝鮮日報 社説1/6)  日本の鳩山由紀夫首相が今月4日、年頭記者会見で、在日韓国...

 

2010/01/07 05:44

西村慎吾氏が「あっぱれ」と激賞! [花うさぎの「世界は腹黒い」]

 

大阪で唯一の実戦即応部隊 三七連隊 の 護国神社参拝 は 初めて 英霊 が どんなに喜んでおられるか!  嬉しい話題を紹介致します。提供は西村慎吾氏です。実は「中国が、日中間の国民感情の改善に向けて、今年6月…

 

2010/01/07 00:58

鳩山首相、南京大虐殺を謝罪予定か Chine-Japon : le grand rapprochem [平河町日記]

 

予告だよ Chine-Japon : le grand rapprochement この記事、全訳します。(都合により、アップは明後日になります) この共同の記事に触発されて、元ネタというか、原文あたってみますた・・・ 鳩山首相の南京訪問…

 

2010/01/06 18:21

 NATO情報主任が米国CIAの作戦のまずさを非難した [草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN]

 

 CIAの戦略的無思慮が事態を悪化させている   NATO情報主任が米国CIAの作戦のまずさを非難した  思慮を欠いている、と凄ま�...

 

2010/01/06 06:38

あっぱれ、陸上自衛隊歩兵第三十七連隊の参拝 [草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN]

 

あっぱれ、陸上自衛隊歩兵第三十七連隊の参拝  昨四日の朝、信太山駐屯地の歩兵第三十七連隊の広報に電話して尋ねた(防衛省では普通科連�...

 

2010/01/06 02:24

「アジア特区」構想を打ち出す麻生福岡県知事の危うい国家主権認識 [なめ猫♪]

 

昨年12月の福岡県議会で自民党県議団が民主党政権が謳う「地域主権」について国と地方の関係を「主権」概念を踏まえ問題提起していました�...

 

2010/01/06 00:03

亡国の悪女・閔妃が、「慈悲深い国母」??? [花うさぎの「世界は腹黒い」]

 

今年 の 日韓併合百年 で 予想される 閔妃プロパガンダに騙されるな!   「反日マスコミの真実 2010 」は読み応えがあります。前々回の「天皇陛下の訪韓」の続編として、閔妃プロパガンダの話題を紹介します。普段…

 

2010/01/05 20:40

イエーメン、まるで戦争前夜の状態。フランス、ドイツ、日本も大使館を閉鎖 [草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN]

 

イエーメン、まるで戦争前夜の状態。フランスドイツも大使館を閉鎖   在サヌア日本大使館、スペイン大使館は領事業務を中止へ  4日�...

 

2010/01/05 20:32

財源のない鳩山政権の成長戦略 [普通のおっさんの溜め息]

 

[財源のない?成長戦略] 鳩山政権は環境や医療、観光などを中心に需要を生み出し、2020年までの10年間で日本経済を再生させるための新たな成長戦略の基本方針を閣議決定した。そうです。 その概要は 成長…