日本の憲法はアメリカ人によって起草されました。その中心人物のチャールズ・ケーディス氏に数時間もインタビューしたことがあります。日本の憲法、とくに第9条がいかに特異な思惑や環境の下で、いかにあっさりと作られてしまったかを、なまなましく聞いたものでした。インタビューは1981年4月でした。
それから20年ほどが過ぎて、アメリカの国政舞台の内外で正面からの日本憲法改正の奨めが起きてきました。中心の対象はやはり第9条です。
私が当時、とくに強烈な思いに襲われたのは1992年6月のヘリテージ財団による提言でした。この財団は周知のように保守派の牙城のシンクタンクです。いまもブッシュ政権に多数の要人を送り込み、絶大な影響力を誇っています。
そんな組織がちょうど15年前に「日本の民族精神の再形成=アメリカはより責任のある日本の創造にいかに寄与できるか」と題する提言の報告書を発表したのです。
当時の宮沢喜一首相の訪米にタイミングを合わせての発表でした。かなり傲慢な態度がちらつく提言ではありました。
冒頭に次のような記述がありました。
「日本の現憲法はマッカーサー元帥の労作である。日本国内ではなお支持が多いとはいえ、外部から押し付けられた文書に変わりはない。戦後の日本は強固な二党政治がないためもあって、自国の進むべき方向や目標について基本的な思考や論議がこれまでなされてこなかった。だが自主憲法の作成はいやでもそうした思考や論議を引き起こすことになる。そうした動きは競合しあう理念に基づく政治を成長させ、これまで国の優先政策を勝手に決めてきた硬直した官僚機構や大企業幹部の利害ではなく、日本国民一般の真の意思をくみあげる機会を生む」
日本の民主性を薄めている要因は憲法だとさえ示唆するのです。
そして第9条にも辛辣なメスを入れていました。
「いかなる軍事力の行使をも否定する第9条の影響はとくに大きい。日本人の外部世界に対する基本的態度も憲法のこの条項の影響で形成されてしまった部分が多い。あらゆる力の行使の否定、あらゆる戦争の否定というのは、日本を全世界でもただひとつの例外としている。憲法でそうした否定をする国家は他に存在しない。その結果、日本国民は自分たちが世界でも例外だという意識を持ち、力の行使の論議をともなう外部世界での出来事への対応には責任ある関与はできないままできた」
「憲法第9条は日本が国際社会の完全な責任ある一員となることを妨げ、クウェートとカンボジアでの国連主導の平和維持活動に寄与することを遅延させてきた。ブッシュ政権(先代)、あるいはその次の新政権は日本の例外意識をなくすために、この世界でも例外の第9条の改正を非公式にうながすべきである。第9条の破棄は『すべての戦争は悪』という幻想を打ち砕き、民主主義国が侵略に対してみずからを守るために除外できない力の行使についての真の政治的論議を可能にするだろう」
提言の内容はまだ続くのですが、ひとまずそれは後回しにして、私がショックを受けたこの提言の執筆者の一人の言葉を紹介しましょう。提言はヘリテージ財団のアジア研究センター、セス・クロプシー所長らが作成していました。彼は以下のような言葉を口にしたのでした。
「現憲法、とくに第9条は日本国民の思考と、他の諸国の国民たちの思考との間に人工的な境界線を引く結果になっています」
「論理的な思考をする人間がなぜ独立国家がいかなる力の行使も、いかなる戦争も悪だと否定して、機能していけると信じられるのか、理解できません。自分が凶悪な人間に襲われたり、自分の子供が暴行を受けたりする場合を考えれば、真理は明白でしょう」
要するに憲法第9条は日本人に自分たちは世界でも他のすべての諸国の国民とは異なるのだという「例外意識」を生んでいるというのでした。
私は15年前にこんな知的チャレンジを受けたのでした。
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/trackback/173367
2007/05/17 17:20
美濃部達吉教授も、「一切の軍隊を廃棄するといった場合、それで完全な国家といえますか」と戦後に発言されていたそうですね。
また、かつて内閣総力戦研究所の第二期研究生でもあった元鉄道官僚の方に取材し、『戦前・戦後の本当のことを教えていただけますか』(PHP研究所)という本を出版したことがあるのですが、その方(昨年、惜しくも94歳で亡くなられました)は、
鈴木貫太郎内閣の書記官長を務めた迫水久常さんから、戦後、
「マッカーサー元帥が、GHQのスタッフに書かせた憲法草案を幣原首相に渡し、『これが成立しなかったら、ワシントンで天皇制廃止の決議が出るかもしれない』と話した」(上掲書より引用)
というエピソードを聞いた、とのことです。
2007/05/17 17:25
平次郎も、BEATE SIROTA GORDON (婦人憲章を書いた)人をインタビューした。「オークランドのカレッジを出て、ラジオ局に勤めていたとき、日本語が出来ると雇われて、焼け野原の東京へ行き、全くの素人の彼女が大急ぎで書いた」と言っていたね。
日本の憲法改正は緒についただけである。問題は、進行中のイラク戦争である。古森氏はブッシュのイラク開戦を支持して小踊りしたと聞く。なぜ、今も、支持しているのか、ご説明いただきたい。
2007/05/17 17:33
“自分が凶悪な人間に襲われたり、自分の子供が暴行を受けたりする場合を考えれば、真理は明白でしょう”
理想を掲げて歩みつつも、残念ながら人の本性は善ではないようです。
過去の地球上の国家間の争いを観れば、想いだけでは到底通用しないことは自明。
米国のそれなりの人が、そう言うのも至極当然でしょう。
まさに、今迄の60年間、日本の深みに付着してしまった「思考停止」という錆を削り落とし、新しい道筋を見いだして進むべきときがきたようです。
その上で、平行して平和のための諸活動をするのが本筋かと思います。
正義は貫かねばならないと思います。
2007/05/17 17:50
みなとの石松さん、
君も結構筋の通ったことを言うね。しかし、ブッシュのイラク戦争を支持しながら、日本の憲法改正に熱心な古森義久とはどういう人格なの? 正義の人というイメージが浮かばないのだが? 平次郎 ルイジアナ
2007/05/17 18:03
アメリカが日本に9条放棄を促すのなら「いつも日本を守るとは限らない、核の傘は幻影だ」ぐらい大統領が言えば良い
親鳥が雛を突き放し巣立たせるように
少しは日本人も考えを変えるでしょう
守ってくれたアメリカの庇護の下での憲法9条でありそんなものは甘えでしかなかった、自分の国は自分で守る、と
私はアメリカが自国を、自国民を核の危険に晒してまで日本を守るとは思えません
ましてや人権国家、民主国家
国民が多数死亡する事が確実なら米国民は日本を助ける事に「Yes」とは言わないでしょう
国民が望まない事を政府が行えば政権崩壊を招きます
日本人は甘すぎます
「集団的自衛権がないから米が攻撃されても見殺しにします」でも同盟関係が維持できると思っている
ほんとにオメデタイ
ある程度の攻撃能力を備え他国から攻撃を受けないよう威嚇する事が戦争を招かない
勝てない相手に戦いを挑む馬鹿はいないでしょうから
2007/05/17 18:11
iseheijiro さま
ここで挙げた正義とは、貴殿が言うような狭い範疇のものではないことぐらい、文脈から読み取れませんか。
私に、小森論説委員が正義の人かどうかを問う方が、どうかしているとお考えになりませんか。
2007/05/17 18:11
産経新聞系古森一家の古森主宰は、アメリカの新種コンサバ側に自分の視点を立ててしか物事を思考できないようだが、国連憲章と双子の関係にあることがサンフランシスコ講和条約で認知された日本国憲法の第9条を改定するということは、日本国との平和条約(昭和27年条約第5号)を改定し、延いては国連憲章をも改定する必要があるということに思いが至らないらしい。
因みに、日本に棲息する右回りのコンサバと左回りのコンサバとが、狭隘な「情報の読み書き算盤能力」で慣習化した「狭義の憲法解釈」を改定する上で、アメリカの有ボケ者の意見は全く参考にはならないであろう。
日本国との平和条約(昭和27年条約第5号)
第三章 安全
第5条(a) 日本国は、国際連合憲章第二条に掲げる義務、特に次の義務を受諾する。
(i) その国際紛争を、平和的手段によつて国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決すること。
(ii) その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使は、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎むこと。
(iii) 国際連合が憲章に従つてとるいかなる行動についても国際連合にあらゆる援助を与え、且つ、国際連合が防止行動または強制行動をとるいかなる国に対しても援助の供与を慎むこと。
第5条(b) 連合国は、日本国との関係において国際連合憲章第二条の原則を指針とすべきことを確認する。
第5条(c) 連合国としては、日本国が主権国として国際連合憲章第五十一条に掲げる個別的又は集団的自衛の固有の権利を有すること及び日本国が集団的安全保障取極を自発的に締結することができることを承認する。
2007/05/17 18:39
更にいえば、日本国憲法第97条2の“日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。”という条項と併せて日本国憲法第9条を解釈すれば、個別的又は集団的自衛権を行使して中立国としての「防止義務」を履行しを、かつ、国連安保理が必要とする集団的安全保障取極を自発的に締結して国際貢献をする義務が日本国には課せられているが、国連憲章の旧敵国条項が削除されるまでは、例外的に、武力による国際貢献は「辛抱遠慮」した方がよいということでしょうね。
ま、国連が折角設けてくれた例外条項は、真摯に受け入れて慎重かつ有効に活用できるような「情報の読み書き算盤能力」が、これからの政治家・官吏・役人・ジャーナリストには要求されるのではないでしょうかね。
2007/05/17 19:21
こんにちは。
ぼくは9条にしろ教育にしろ、戦前全米で幅を利かせてゐたジョン・デューイの進歩主義的な考へが日本に押し付けられたんだとは思ひますが、それよりかむしろ、むかし平安貴族らが死刑を廃止し軍隊も廃止したやうに、日本人特有の「空想平和主義」が戦後蘇って、それがいまも続いてゐるのかなあと思ってしまひます。やっぱし日本って特殊な国です(涙)。
2007/05/17 20:07
To みなとの石松殿
脳硬化症や脳軟化症はいけませんね…。
“自分が凶悪な人間に襲われたり、自分の子供が暴行を受けたりする場合”と共に、“自分が凶悪な人間になって他人を襲ったり、他人の子供に暴行を加えたりする場合“を考えれば、真理は一層明白になるでしょうね。
人間の本性は「魔性と仏性」とが同居し、かつ、人間の感覚・認識には「美⇔醜・利⇔害・善⇔悪」の価値観を互具しているというか、「諸行無常」の物事は「二而して不二 亦 不二而して二」という動的な捉え方としなやかな思考の仕方が大切なのでしょうね。
2007/05/17 21:52
古森様
憲法9条には不備があると思います。
その頃は占領下で、国防など考える必要もなかったのだと思います。
私はそれ以前に、憲法前文の下記の部分に、問題があると思います。
即ち「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という部分です。
ここでは、平和を他国民に依存し、日本さえ悪い事をしなければ平和は保たれるという、考え方があります。
でも本当に「諸国民は信頼出来る」のでしょうか。
日本人の拉致やテポドンや漁船の捕獲や天然資源への脅威や、日本領土の占領は近隣諸国によって引き起されています。
近隣諸国は本当に「平和を愛する諸国民」なのでしょうか。
私は「自分の国は自分で守る」そしてて「平和を積極的に構築する」というのが憲法の基本であるべきだと思います。
2007/05/17 22:00
mochizuki さま
貴殿の言うように、基督教的に言い直せば、霊と肉とは同居し切り離すことはできない、という表現になりますか。
それでも尚、至高者は霊の内に歩むよう勧めています。
これからも、貴殿らしくブレずに、テーマに対して適切なるコメントを期待するものです。
時折の適度な範囲に留め置く冗句でないものは別としても。
2007/05/17 22:42
日本が自己を「特殊な国」であると思い込むのは別に戦後だけの風潮ではありません。戦前は「神話より連綿と続く万世一系の皇室を頂く世界唯一の国家」であることを自負していました。
日本は島国で、文化は殆ど全て海を渡ってこの国に入って来ました。そうした文化を日本社会に取り入れる時にアレンジを加えて自家薬籠中の物とする、それこそ本当は日本文化の強みなのですが、やはり、自分からオリジナルなものを創り出す能力に欠けている、と言う自己認識は、どうしても日本人をして、他国とは違うユニークな存在、と言う虚構を追及せずには止まないようです。
ですから私は、敗戦と言うビッグ・インパクトを経てもなお、全体から眺めた日本の有り様は全く変わっていないと感じています。歴史は断絶などしていない。連綿として続いているのだと、そう思います。
日本が「自分こそ世界唯一のユニーク国家」であることに執着するようになったのは、聖徳太子が隋の煬帝に親書を送ったのを嚆矢として、どなたかも指摘していますが遠く平安貴族の時代には既に固まっていた、と見ることができるでしょう。
その後国内での戦乱が長く続いた事で、一時的にこの傾向は影を潜めますが、社会がひとたび安定すると、とたんに支配層に貴族趣味が勃興するのはまことにワンパターンの繰り返しであって、歴史好きにとっては微苦笑を禁じ得ません。
特に徳川の太平が定まってくるにつれ、知識人階層の「日本史」研究を媒介とした王朝懐古への傾倒は拍車が掛かってきます。多くの人は、日本の国粋主義が伸張したのは明治期に入ってから、とお思いでしょうが、事実は違います。既に三大将軍徳川家光の時代から、尾張徳川家、水戸徳川家と言った将軍身内にあってさえ、皇室崇敬の感情は顕著となって来ていたのです。
そして本居宣長と言う大天才が世に出た事で、「国学」の隆盛は頂点を極めます。ところでこの本居宣長と言う人が、朝鮮半島のハングル文字に触発されて、「日本の古代には既に日本固有の文字があったのだ!」と、とんでもない捏造をやらかしてしまった事をご存知でしょうか?
つまり江戸の中期から、既に「日本ユニーク国家論」と言うものは既にあった、と言うことなんですね。まさに、歴史は連綿と続き、繰り返す。と言う事を示す好例ではないかと思います。
2007/05/17 23:10
To みなとの石松さん
>iseheijiro さま
>ここで挙げた正義とは、貴殿が言うような狭い範疇のものではないことぐらい、文脈から読み取れませんか。
>私に、小森論説委員が正義の人かどうかを問う方が、どうかしているとお考えになりませんか。
(伊勢)1)「私の言うような狭い範疇の正義」をご説明ください。2)ブッシュのイラク戦争を支持しながら、日本の憲法改正に異常に熱心な古森義久の正義を、みなとの石松君はどう考えるか? 平次郎は、古森義久は偽モノ正義漢と思うのだ。
2007/05/17 23:27
古森様
こんばんは。
今の憲法は、いずれにしても、占領下において、戦勝国の指導の下に急遽なった、翻訳憲法であることには違いない、と思います。朝鮮戦争が勃発するともう、9条は有名無実化し、その後、特殊な国際政治情勢の中で、解釈に解釈を重ねられてきた。そういう戦後史の文脈からすると、現憲法は、ことばの真の意味に於ける憲法ではなく、単なる符牒のようなものでしょう。
それにも拘らず、今までわが国が滅びもせずに歩んでこれたのは、国民の血肉に宿った、日本人の常識、というものがあったからだと、私は思います。
冷戦も終わり、中国共産党だけは相変わらず幽霊のように浮遊しているかのようですが、今回の安倍政権による改正への具体的な一歩と、そして、古森さんもご指摘されているように、アメリカ側の反応を見るにつけ、本当に大きな歴史的変化が今起こっているのだと強く感じます。
今後益々国民の中で、私たち自身のアイデンティティーを探り見出す内的な動きとともに、この憲法再生、憲法創設の潮流が高まり深まる事を切に願います。
是々非々を明確にしていく態度を今後も、いっそう、今の政治家たちにも望みたいと思います。
今後とも益々のご活躍を祈念します。
蛇足ではありますが、私は今、或る工業団地でアルバイトをしているのですが、そこで働く老若男女・・・・、寡黙でありますが、日本の「常識」というものは、実にこういう一見目立たない所によく活きている、と、感じています。日本も棄てたものではありません。
憲法論議、が、今まで黙っていた、圧倒的多数の日本人によって生み出される事を、私は信じています。
2007/05/17 23:51
2007/05/18 00:14
「日本は平和憲法を持つユニーク国家」ということに固執する人は、無意識のレベルでコンプレックスを抱えているのではないでしょうか。
右翼も左翼も、日本が「普通の国」であってはならない、「特殊な国」でなければならないと考えている点では同じなんですよね。
作家の大江健三郎氏が、小森陽一氏との対談で、「たしかに僕はエッセイを書いたり、講演をしたりする際、戦後民主主義を ポジティブに押し出す立場でやってきた」が、他方で、自分が「超国家主義的 なものに引きずられやすい、それに強い魅力を感じる人間だということは、 無意識の中に押さえ込もうとしていた」と発言したのにはゲンナリしました。
2007/05/18 00:57
To iseheijiroさん
>透水君
>
> 君のような青年はイラク戦争をどう見ているのかな? 「益々のご活躍を、、」であるが、古森崇拝は危険だが、、
こんばんは。
イラク戦争、僕は日本が英国と共に真っ先にアメリカと歩を同じくするとなった時に、「明確に支援の為」ということを知らしめ、撤退する時はさっと引くべきだと、そう思い、首相官邸のご意見欄に投稿しました。
その後、小泉さんの発言や政府の行動はほんの少し揺れたように感じましたが、支援を目的とする、という基本的な考え方は今も変らずにあると思っています。
これがひとつ。それから、もうひとつは、イラク戦争へのわが国の参加という事は、上を実質的に踏まえたうえで、なによりイラク現地の人々自身が評価するという実感を持つことが、同時に、政治的な意味を持つ、と考えています。
アメリカと同一歩調を取る事、これが目的ではなく、むしろ、補完し、人間の安全保障というわが国の基本的な外交政策に沿って、アメリカ側にも落としどころを与える事が出来るのが、わが国の外交においての優位性を担保する、という事です。
そういう意味で、安倍首相のNATOでの演説は非常に時宜を得たものであり、現に今も進行中のアメリカとの2+2も、効果的になります。
更に、以外に目立たないのですが、小泉さんがやめる直前に、カザフスタンに行きましたね。その後、麻生さんが、ご存知のように、自由と繁栄の弧という考え方を示した。
今、イラクは日本に対してとても良い印象を持っていると聞きます。
イラク戦争、といいますが、これは戦争ではなく、極めて高度な政治的事象として捉えるべきでしょう。
中国共産党のしている常識を逸した人間蹂躙・・・・、イラクでのわが国の、「人間の安全保障」を実質的に遂行する、その実績は、同時に、中国への大きなプレゼンスになると、思いますが、これは、とても良い事です。
だいたい、そんな風に考えています。
2007/05/18 01:14
私は当時も今もアメリカ人にえらそうに言われる筋合いはないと思います。「責任ある関与」とは、朝鮮戦争に出兵することだったでしょうか、それとも韓国のようにベトナム戦争に派遣する。あるいは、アフガニスタンやイラクへ派兵する。私には米国と共に戦えと言ってるようで、傲慢そのものに思えます。
最近のアメリカのアフガニスタンやイラクへの派兵は、米国内での大規模テロの予防であって、それを日本に我がことのように思えというのは、どうでしょうか。無理があります。
世論調査を見ると、改憲には賛成しても9条改正にはためらう人が多く、それはアメリカに巻き込まれて戦争になるという恐れがあると、思われている面もあるでしょう。
いずれにせよアメリカに利用されるために9条改正するのなら、私も不愉快です。
日本政府は日本国民の命を守れるでしょうか。BSE騒動のようにアメリカ政府にガンガン言われて、しぶしぶ日本人の命を差し出すことになるなら9条改正に反対の気持ちがあります。それとは違って、世界や日本の平和を守るために、日本国民が自発的に改正していくなら賛成です。
2007/05/18 05:45
kokuさん
アメリカ人にえらそうに言われる筋合いはない。
私もそう思います。とくにいまの慰安婦決議案では。
しかしこと憲法第9条となると、9条を保つことはアメリカに日本の防衛を依存したままでいく、ということにどうしてもつながります。9条は日米安保とセットとなって、日米両国に受け入れられてきた現実があるからです。
もっともいわゆる護憲派、とくに「ダメなものはダメ!」式の土井たか子的護憲派はそもそも「日本の防衛」という大前提を否定して、「話し合えばよい」「日本を侵略する国などいない」というふうだったわけです。
それが最近はやっと「日本にとっての安全保障」という概念はおおかたの人たちが認めるようになりました。
しかしこの概念を内側から巧みに崩そうというのが、いわゆる「ソフトパワー」論です。日本は物理的な防衛や抑止ではなく、人道主義や文化の
パワーで自国を守るべきだ、という夢想論、「憲法9条を世界に輸出しよう」というのに似ています。アメリカやイスラエルが憲法9条を採用したらどうなるか。まず日米同盟は解消、そして憲法9条はいやだよという中国あたりがアジアを一気に制覇するでしょうね。
2007/05/18 06:09
tokegawaさん
マッカーサー司令部がいかに不透明に、いかに独断専行で、いかに威圧的に、戦後の日本に憲法を押しつけてきたか、私もその当事者のチャールズ・ケイディス氏からさんざんに聞きました。その会話のやりとりの詳細は記録に残っているので、クライマックス部分でも、そのうち紹介させていただきます。
2007/05/18 06:23
みなとの石松さん
最近の日本の左翼の論調に「正義なんていらない。正義にこだわらなければ、戦争は起きない」という意味の主張がありました。唖然としました。
国内でこんな議論を展開したら、どうでしょうかね。警察も裁判所も要らない、ことになりますね。
日本の国のあり方論、安全保障や防衛の議論というのは、こういう次元から出発せねばならないというのが、過去の長い歴史だったと感じます。
2007/05/18 06:34
take8さん
「勝てない相手に戦争を挑む馬鹿はいない」
これこそ現代の抑止論ですよね。
もちろん国家が理性的であるという前提がそこにあるのでしょうが。
だから「すべての戦争は悪」というのも聞こえはいいですが、ヒトラーの侵略を阻む戦争が悪だったのか、大戦争を防ぐための小戦争も悪なのか。
数百万の虐殺を阻止するための戦争も悪なのか。
こういう疑問に納得のいく答えが出るか否かですね。
2007/05/18 06:38
透水さん
「国民の血肉に宿った日本人の常識」
いいですねえ。
戦後の繁栄も結局はそのへんに帰せられるのでしょうか。
単に幸運だった面があるにしても、です。
その日本人の常識がいま新憲法を求めているのだと思います。
2007/05/18 06:48
simesaba0141さん
日本人には自分たちの社会や生活、文化をうまく保っていくことに関する健全な常識があると同時に、日本人は特殊である、ユニークであるという意識もあると思います。
このユニーク意識が自省的、内向きであり、日本の社会を維持し、伝統の価値観を保持していくうえで、他の国、他の民族とは異なる特徴があると感じながら、進むことは自然でしょう。
しかし国家としての日本が全世界でも特殊な枠組みや制度、対外姿勢を有するのだという日本国家ユニーク論はまた別だと思います。
国際関係のなかでの日本国家ユニーク論は国際社会を構成する一員としての日本国が「国」の部分で他のすべてと異なる、という意識につながります。
これは「日本人はユニーク」という議論とは違うでしょう。
というのがご意見を読んでの私の反応です。
2007/05/18 07:24
>古森義久 さん
「しかし国家としての日本が全世界でも特殊な枠組みや制度、対外姿勢を有するのだという日本国家ユニーク論はまた別だと思います。」全く、その通りですね。それは「日本人は日本と言う国家に生まれたのだから幸運だと思え。」と根拠の無い優越感を振りかざす事に通低し、その点で、過去と構図的には全く変わっていないと思うからです。
江戸期の人々は、外国との接触が全くと言っていいほど無かったので、日本と言う枠の中で自己陶酔していればそれで事足りたのですが、明治になって外国と触れ合うことで、自分と世界と言う比較対照が出来、それらとの相克の中で日本人最大の強みである文化吸収力をフルに発揮して、いち早くアジアの中で近代国家への脱皮を果たすことが出来た。
私はこの日本人論としてのユニーク論には示唆に富む点が多いと前向きに評価しています。
しかしその一方で、国家としてのユニーク論から言えば、日露戦争での勝利などの体験が、戦前の日本国家特殊説を加速、暴走させ、ついには神風特攻隊と言う壮大な花火となって自爆を遂げた。敗戦までの我が国の歴史を思い切り簡素化すると、そうなると私は思います。
2007/05/18 07:31
私が「親韓派」である、と公言すると、「あんな強烈な反日国家を何故好きだと言えるのか?」「いまこの時期に、良く親韓派をやっていられるね?」と呆れたような反応が返って来る事が多々あります。
しかし、私は「親韓派」であると同時に、日本人である事に大きな誇りと自信を持っています。中国人が他国人に対して時に傲慢な振る舞いを見せつつも、基本的には排他的な姿勢をあまり見せないのも、彼ら自身が自分の文化、文明に強烈な自負心を抱いているからだと私は考えます。
となれば、何故韓国人の反日燃料に関して、あれほど発火点が低いのか、その理由についても自ずと察しがつくと言うものです。
連投失礼しました。
2007/05/18 07:59
古森義久さま
おはようございます
ネットでの改憲派の大合唱、いやそれに限らず日本のテレビでの保守政治家の大合唱、いってること一色(ひといろ)の元祖が実は『ヘリテージ財団』だったのですか? ためになる知識をご教示くださいましてありがとうございました。
しかしながら、日本の今の大合唱が財団提言から20年経って花咲いた、という即断はさけておきましょう。それじゃあ、あまりにも我が日本国民の自主性のなさを証明したことになってしまいますから。
それに、日本国内の大合唱が国際的に孤立してることを隠蔽し自己暗示にかける努力をしようと、外国に同じ意見の痕跡を必死に捜し求めた70年前のカール・カワカミさんの壮絶なる情報戦、という前例もありますれば現在の古森さまのお立場も忖度せねばなりますまい。
2007/05/18 08:06
日本国憲法前文の「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という部分に如何なる問題があるのでしょうかね??
日本国民は、恒久の平和を常に心にかけて強く望むことは当然でしょうね
人間相互の関係を支配する崇高な理想は、“汝、須らく一身の安堵を思うならば、先ず、四表(世の中・天下)の静謐を祷らん者か!”であるということを深く自覚し、日本が戦争を仕掛けず、他国に戦争を仕掛けられないようにすることを一念(日常心)として心から望み、四表の支配者に願い、それを実現できる行動を実践することが、平和を保つことの基本でしょうね。
然し、靖国神社に祀られた英霊を四表の支配者だと信じ込み、内閣総意大臣の靖国神社参拝を切望して日本国憲法を蔑ろにし、その謗法を批判する人たちを反日だと誹謗して敵愾心を煽る「マスゴミ」を垂れ流す族共には、人間相互の関係を支配する崇高な理想を自覚することは不可能でしょうね。
因みに、我等の安全と生存を保持しようという決意は、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼することを前提としているのであって、戦争や武力攻撃、武力を用いた威嚇することを愛するならず者や、勝てない相手にはignore button押して立て篭りハッタリをかませて子分を嗾ける手段を常用するような卑怯者の唱える正義・公正・信義は排斥するのが当然でしょうね。
余談ですが、産経新聞系古森一家の信管と思しきsimesaba0141様が「親韓派」であるとの公言は、世間を震撼させ、深閑/森閑となるのでしょうか?
2007/05/18 08:07
buryar9551さん
大江健三郎氏のことが出たので、私もゲンナリ体験を過去の自分の新聞記事で披露させてください。
大江氏が「自衛隊全廃論」
1995年04月30日 産経新聞
【ワシントン29日=古森義久】ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎氏が二十八日夜、ワシントンでの講演会で、日本の自衛隊は憲法違反だから全廃しなければならない、という大胆な発言をした。大江氏は日本は自衛隊を完全になくすための道へといますぐ歩み出さねばならないと強調するとともに、アジアの人民に対し戦争の責任を謝罪し、賠償をすべきだとも主張した。米国人聴衆の中からは正面からの反発も飛び出した。
自書の英訳出版の宣伝で米国訪問中の大江氏はワシントンのフォルジャー劇場で英訳者のジョン・ネーセン氏との対話という形で講演した。
質疑応答で、米国人青年が「あなたは軍事とか防衛への反対を繰り返し表明しているがなぜか」と問うと、大江氏は「日本のいまの自衛隊は軍隊であり、憲法に違反しているから、全廃しなければならない。日本人は憲法順守という方向へ向けての新たな国づくりをいま始めねばならず、その過程で自衛隊を完全になくさねばならない」と明言した。
大江氏は憲法について「日本の保守派にはこの憲法が米国から押しつけられたものだから改正が必要だという意見があるが、米国の民主主義を愛する人たちが作った憲法なのだからあくまで擁護すべきだ。自衛隊についても、前文にある『平和を愛する諸国民の公正を信頼して』とあるように、中国や朝鮮半島の人民たちと協力して、自衛隊の全廃を目指さねばならない。終戦から五十周年のいますぐにもそれに着手すべきだ」とも主張した。
大江氏はまた「日本はアジアの人民に戦争の罪を認めて、謝り、賠償を支払わねばならない」と語った。聴衆の米人記者から「あなたは作品でも広島の原爆被災者についてのみ書き、犠牲者側の苦しみを強調するが、日本が弱体だったという点も含めて、あなたの主張にはまったく同意できない」という反論が出た。同記者は日本が戦争に関して、もっと加害者の立場に立つことを訴えた。
2007/05/18 08:56
simesabaさん
私は「親ベトナム派」です。
3年半、住んだ体験から生まれた、ベトナムの人、社会、風物、習慣など、
が大好き、という感じです。それともちろん食べ物も。
在住のころからは政権が変わり、社会も文化も大きく変わりましたが、その後、訪れてみても、我が内なる基本的な親しみ、好みは変わりません。
でもベトナムのいまの政府が好きかどうか、政治体制や政治指導者が好きかどうか。これはまた別。
自分が日本人であるという意識もベトナムを好いたからそれが薄れるなんてことなし。逆に私がベトナムが好きな理由の一つは、ベトナムの普通の人たちが日本や日本人をなんとなく好きであること、ともいえます。
あなたの韓国観と重なる部分もあるのでは?
2007/05/18 10:59
世銀総裁のWOLFOWITZが辞任を決心した。24カ国の理事国のうち、ドイツとイギリスはブッシュと対決してでも、WOLFOWITZを追い出す決意だった。まず、この人物がイラク戦争の計画者(国防省NO.2)のひとりであることから、ヨーロッパ諸国からたいへん嫌われていた。ブッシュが強行に辞任、解雇に反対ならば、両国政府は直接乗り出すとまでホワイトハウスに伝えた。ブッシュの支持率は28%。これ以上の政治の原資を失うことはできないと判断し WOLFOWITZ を切り捨てることになった。(WASHINGTON POST 1時間前のニュース)
古森氏の大好きな NEOCON が沈黙している。その古森氏も沈黙している。時代が読めない人間が、ワシントンに駐在するから国際ジャーナリストだ、愛国者だと騒ぐ。日本の憲法改正論議の舵をとることは古森氏には無理だ。一方、平次郎は改正はいずれ行われると信じている。だから、反対論、または、異論に耳を傾けたいのだ。反対する人たちも同じ日本人だからだ。
ついでに、透水君有難うね。青年は大いに海外へ出かけ、多くの人に接すると良いのですよ。私ぐらいの歳になれば、また、考えも変わってくる。
平次郎 ルイジアナ
2007/05/18 11:58
世界に向かって何を言うにしても、まともな軍隊一つ持てないで何を言うって感じですね。
>日本国民は自分たちが世界でも例外だという意識を持ち、
日本が世界に特別扱いを要求してるってことになるんでしょうか。
敵性国家が日本を特別扱いするはずも無く・・・。
日本がユニークかどうか…って、どの国にもユニークな特徴があるわけで、保守というのが『お互いの国柄を尊重しましょう』という人たちなら、サヨクのように国際的な連携もできるんだけど、結局は『自分の国だけを尊重しろ』って国ばかりだからギスギスした関係になってるんですよね。
ん?
『自分の国だけを尊重しろ』って言ってる親分のアメリカに日本がツベコベ言われる筋合いはありません。
あぁ、頭の中身がお粗末で悲しい。
2007/05/18 12:13
charさん
全体の流れからすれば、日本に特殊憲法を押し付けたアメリカがもうその憲法を自分でやめてくれと頼んできている、という感じですね。
日本側では押し付けでもなんでもこれがよいと叫んでいた人の数がすっかり減ってしまった、わけです。
2007/05/18 12:16
yoshi18さん
自分の国を守るのに自分ではなにもしないで「諸国民の平和への愛」に頼るというのですから、いくらなんでも無理ですよね。平和を愛さない国民が出てきたら、日本国は終わりということです。
2007/05/18 12:49
>古森義久 さん
いやあ、その気持ち、すごく理解できます。
昨年、初めてベトナムを訪れました。サイゴンに行ったのですが、旧大統領官邸を眺めながら、あの日、どれだけの混乱があったのだろうと思いを馳せると感慨無量なものがありました。
2007/05/18 12:52
あー、サイゴンじゃない、ホーチミンシティでしたね。こういう所はやっぱり、きちんとしなくては。
ところでベトナムと朝鮮半島と沖縄で、龍の爪は4本ってご存知でしたか?中国は5本、日本は3本。こんなところにも華夷秩序ってキチンと存在するんですよね。
2007/05/18 15:58
米国にとっての台湾、日本にとっての台湾
台湾が武力統一された時、尖閣の目の前に人民解放軍が来る
事実上、尖閣を占領されることになるだろう
米国、日本、どちらの国益なのか?
ロシアも中国も戦後、日米安保の発動の可能性を探っていたはずである
ヤルタ他の会談では戦後の日本の領土の分割が話し合われている
対日政策を誤った米国はそのつけを現在まで払い続けている
いよいよ中国が台頭する時期がやってきた
更なる負担に迫られる米国
そもそも他人事ではない日本
日銀のおっさんが金利を上げたい上げたいと言っている
参議院選の後だろうが、上がるのかも知れない
対中投資をしている邦人企業はその時こそ逃げるときだ
そのときはウォンが暴落するだろう
2007/05/18 18:29
古森義久 さん
私は日米安保体制の目的は安全を保障する為の「抑止力」だと思います。そのためには力が無ければ平和は構築出来ないと考えています。今までは日本は呑気でいられたのですが中国は何としてでも(軍事的に)太平洋に進出し、台湾を併合し、周辺諸国(日本も含む)を影響下に置き、最終的にはアメリカに対抗するビッグ・パワーになりたいのではないかと考えます。過去中国は台湾近海にミサイルを撃ち込み米国は空母2隻を派遣して牽制しています。昨今の中国の異常なまでの軍事力増強を安全保障上、日米は無視できない情況なのだと思います。日米共同で「抑止力」の力を見せて中国を制御する意味でも日本としては憲法を始め集団的自衛権をクリアしなければならない時代と考えます。憲法改正となれば当然国民の意見を聞かなければならないでしょう。イザ鎌倉の時では遅いのではないか、備え在れば憂い無しと言います。
2007/05/18 19:16
この談論風発という看板のブログは、ホストの古森とゲストの子分のクラブになっている。ホストが、自分に都合の悪い質問には回答しない。まもなく、このブログは見向きもされなくなる。日刊230万部の産経新聞のアキレス腱となる。古森が世界の動向を読むなどとんでもない。平次郎
2007/05/18 20:44
本来、左翼の人たちこそ憲法改正の手続きが整うことを喜ぶべきですね。彼らの才覚で国民を説得して、憲法9条に「自衛隊の保持は、これを禁止する。」とでもなんとでも付け足せばよいのですから。これも憲法改正でしょう。彼らも憲法改正案を出せばよいのですから、憲法改正反対という主張はおかしいですね。
2007/05/18 20:49
憲法九条改正って言ってもすでに我々はイラク戦争で集団的自衛権どころか集団的侵略権まで行使していますから何をかいわんやです。
憲法よりアメリカ様優先 は確かにまともな国ではありませんからアメリカ様から独立すべく自主憲法制定するのには賛成ですが、集団的侵略に賛成した人達の改憲の目的は自前の核抑止以外には論理的にはありえませんね。
2007/05/18 20:53
「石原都知事のNY講演」というテーマで討論をしましょう。平次郎
http://bomanchu.blog81.fc2.com/ は「サンデーブログ」。
2007/05/18 22:14
こんにちは。
さいきんの朝日の社説そして川柳などをふくむ投稿コーナーを読んでをりますと、いよいよ、ひじょうに焦りが顕著になってきて、その支離滅裂が、先日の「集団的自衛権絶対反対社説」にあらはれてをりますね。
ぼくは同盟国アメリカのみならず、台湾、韓国が危機に面したときは我が国の危機であるから、これこそが即時に「集団的自衛権行使のときである」と明確にすればいいんやと思ひます。また、あるいはその逆もOKの可能性もあると。これすら否定するなら、朝日や岩波のいふ「東アジア人」にすらなれんのやないかと。もしかして、支那の空母がアジアを守ってくれんでせうかね(笑)?
2007/05/18 22:50
charさん
最近は笑っちゃうこと多いですが、「東アジア人」はとくにおもしろいですね。もし朝日陣営がそういう表現を実際に使っているならば、「殿、ご乱心?」というのが私のコメントでしょうね。
2007/05/18 22:56
haruさん
中国への見方は私も基本的に同様です。
「備えあれば憂いなし」
これが常識の感覚であり、グローバルにも抑止の原則ですよね。
ところが日本の左翼は、
「備えなければ、憂いなし」
という主張を続けてきたのです。
2007/05/18 22:59
2007/05/18 23:01
soudenjapanさん
護憲派への護憲に沿った憲法改正の奨めですか。なるほどね。
新憲法には「この憲法はたとえ日本国が滅びることがあっても一切、変えてはならない」なんていう一項を盛り込む案を出しましょうか。
2007/05/19 01:33
始めまして
伊勢平次郎様
なぜ、あなたが他人のブログにストーカーしているのか説明してください。
明らかに迷惑しています。
自分の主張はご自分のブログでするべきではないでしょうか?
2007/05/19 02:22
孫子曰く、“それ未だ闘わずして 廟算して勝つ者は 算を得ること多ければなり”、“算多ければ勝ち 算すくなければ勝たず 況や算無きを措いてをや”、“百戦して百勝するは前の善たる者に非ず 戦わずして人の兵を屈するは善の善足る者なり”、“上兵は謀を伐つ その次ぎは交わりを伐つ その次ぎは兵を伐つ… ”等云々、“彼を知り 己を知る者は 百戦危うからず”、“およそ戦いは 正を以て合い 奇を以てかつ”、“戦勢は奇正に過ぎざれども 奇正の変は勝げて窮むべからず”等云々。
「世界に向かって何を言うにしても、まともな軍隊一つ持てないで何を言うって感じ」という覚悟を持つ人は、例えば、何時・何処にいても大金を持ち歩かなければ値引き交渉もできないというぼどに交信力が欠如している証であり、足元を見透かされ、詐欺にあい、ユスリ・タカリに屈し、掏り・置引に遭い、結局は身ぐるみ剥がされる運命にあるのでしょうね、これぞ将に、“それ未だ闘わずして 廟算して負ける者は 算無ければなり”の窮みべ、自国の軍隊がまともに信頼できない族は、相手に対してどんな態度をとるにせよ、まずこちらが「普通の国」ではないと認識するでしょうね、どんな軍隊を持っていようとも…。
もしも、アメリカやイスラエルが「憲法9条」を採用したら、先ず、現実的な問題として、中東紛争もイラク戦争も解決し、延いてはアフガン戦争も解決するでしょうね、その次に、日米同盟が解消するか否とか、そして中国あたりが「憲法9条」いやだよというか否か、「憲法9条」いやだよという国がアジアを一気に制覇するか否か、等々は、それぞれ別次元の問題だということを弁える事ができない人は、戦争と平和を知らず、国連憲章を知らず、「憲法9条」を知らず、ムスリムを知らず、ユダヤを知らず、アメリカを知らず、アジアを知らず、中国を知らず、日本を知らないという証であろうが、そんなんが一流紙で解説して委員会!?
2007/05/19 02:23
そもそも、「集団的自衛権」とは、“国連憲章第51条で加盟国に認められている自衛権の一で、ある国が武力攻撃を受けた場合、これと密接な関係にある他国が共同して防衛にあたる権利”のことが、“同盟国アメリカのみならず、台湾、韓国が危機に面したときは我が国の危機であるから、これこそが即時に「集団的自衛権行使のときである」と明確にすればいいんやと思う”ひとやそれに同調する一流紙の解説委員は、「集団的自衛権」という用語で認識する概念を弁えないから、国連憲章第51条・日米安全保障条約・日本国憲法をまともに解釈・理解できないのでしょうが、確かに、最近は笑っちゃうこと多いですが、そんなんが一流紙で解説して委員会!?
国連憲章第51条:
この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。 この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持または回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。
2007/05/19 05:05
危機管理の欠落した軽石系狼藉投稿員らは無論、撲殺の末、焼却処分される側でしょうが、身内売りが身上の事なかれ主義者とあらば分相応とも言え、放置民よろしく筋が通っておいでです。
論外で笑っちゃいますが、きっとw
助平氏が積年の先入観をもって全てに展開する様は好訴妄想ぶりを呈するばかりでなく、野暮であり、およそ建設的な進展はここでは見込めませんな。
絶対主義の圧し付けなんざ、てめーの枠でやりゃいいんだと。
ちなみに断っておくと、おれもイラク開戦には異論があったがね。
それでも国益を前提に考えた場合、真っ向から同盟国であるアメリカに対峙などすれば、結果は火を見るより明らか…、であるわけで。
それが二重基調であることなど端から承知の上で、ですわ。
反対論、異論に耳を傾け正論に向かうとする者が論外軽石論なんぞを安易に取り込み同調するから、その高尚に粉飾した論調も底が知れた主観主義に見据えられるというわけで。
それとも地上においでになられ愚者の一得でもお摘み遊ばされましたか?
とはいえ、歳食っても無粋な旦那が聖職者には見えないんですがね。
盆栽でも弄ってりゃお暇を潰せましょうにw
2007/05/19 05:18
To soudenjapanさん
>平次郎さん、そういうあからさまな客引きは、通常、家主の許可なしには御法度ですよ。
(伊勢)「討論は商売で、そこに誘うと客引き行為だ」というクレームを聞いたことがない。面白い思想をしているねえ。ホストの古森氏が苦情を言うなら、百発打ち返すけどね。平次郎
2007/05/19 05:38
孔子の没後、「春秋に義戦なし」と孟子を嘆かせた春秋時代を経て、続く戦国時代を特徴付ける出来事は、侵略・防衛・内乱・暗殺・亡命・交渉・妥協・裏切・等々、人間の知力と体力を絞っての生存競争であったろう。 斯様な時代をが激しく生きた呉の孫武が残した兵法書である孫子に一貫した「戦争の相対性原理」は、「兵は詭道なり」である、即ち、“戦争という政治的手段は、悉く、天に悖る道であり、善意の戦争というのは詭弁に過ぎない”、すべての戦争が悪であり正義感に囚われていては戦争にはかてないから“兵は国の大事にして 死生の地 存亡の道なり 察せざるべからざるなり”と説き、公共利害に係り戦争が益を生むがずはないから“兵は勝つを貴ぶ 久しきを貴ばず”と説き、“兵は拙速を聞くも いまだ功の久しきを賭ず”,“兵の情は速やかなるを主とす”等々云々と説いたのでしょうね。
ここで、「勝てない相手に戦争を挑む馬鹿はいない」というのを、“利に合えば而ち動き 利に合わざれば而ちとまる”と孫子は説いたのだろうが、一流新聞で「これこそ現代の抑止論ですよね」などと能天気な論説をして委員会だから、“来たらずを恃むなく 攻めざるを恃むなく…”と注意をしたのでしょうね…。
“もちろん国家が理性的であるという前提がそこにあるのでしょうが。だから「すべての戦争は悪」というのも聞こえはいいですが、ヒトラーの侵略を阻む戦争が悪だったのか、大戦争を防ぐための小戦争も悪なのか。数百万の虐殺を阻止するための戦争も悪なのか。”と云われれば尤もらしいが、お互いの国家が理性的に抑止力を拡大したのが、いわゆる「冷戦構造」であり、その遺物の「さすにさせない破れ傘」である核兵器がもったいないからといって破棄できずにいるのが、ねまりコンサバだが、数百万の虐殺ををする戦争も、それを阻止するための戦争も悪であり、悪の程度に差異があるだけでしょうね、「戦争の相対性原理」に則る論説をするならば…。
然し、一流紙の論説委員様にとっては“こういう疑問に納得のいく答え”ではないでしょうね、たぶん。
2007/05/19 07:35
To iseheijiroさん
>(伊勢)「討論は商売で、そこに誘うと客引き行為だ」というク
>レームを聞いたことがない。
その見解に本当に自身があるなら他の人気ブログでも同じ客引きをしてみてください。アクセス数の多いところなら池田信夫氏のブログとかいろいろあるでしょう。本名でどうぞ。コメントとして掲載されないか、すぐ削除されてしまうかもしれませんが。
2007/05/19 09:08
九条改正は困る国
・中国→尖閣諸島の領有権
・韓国→竹島の領有権
・北朝鮮→拉致
・ロシア→北方領土
これらは集団的自衛権の解釈変更も同様の意味を持つだろう
米国は日本国民が血を流す決意もないのに日米安保を発動することはない
例え同盟国であっても、米国の利益よりも日本の利益の方が明らかに大きい
中国の沖縄周辺の領海侵犯行為は台湾の併合と太平洋への進出であることは
誰が見ても明らかなことである
日本は即刻、6カ国協議の期限を切って、期限内に解決しない場合は
離脱する宣言をするべきである
また参議院選挙後、中川(昭)や麻生外務大臣は核開発について言及し
関係国に警告すべき
日本の核カードはアジア、米国、国連にとてつもなく大きな影響を与える
茶番の6カ国協議など吹き飛ぶのだ
2007/05/19 09:48
To soudenjapanさん
>To iseheijiroさん
>
>>(伊勢)「討論は商売で、そこに誘うと客引き行為だ」というク
>>レームを聞いたことがない。
>
>その見解に本当に自身があるなら他の人気ブログでも同じ客引きをしてみてください。アクセス数の多いところなら池田信夫氏のブログとかいろいろあるでしょう。本名でどうぞ。コメントとして掲載されないか、すぐ削除されてしまうかもしれませんが。
(伊勢)インターネットの取締役を買って出ているが、そんなにあなたは偉いの? 公益を目的としているブログが、商品を売る商売のはずがないが?? ハートが小さいねえ。
2007/05/19 14:24
To iseheijiroさん
>(伊勢)インターネットの取締役を買って出ているが、そんなにあな
>たは偉いの? 公益を目的としているブログが、商品を売る商売のは
>ずがないが?? ハートが小さいねえ。
まあ、そうおっしゃらずにどこか他の人気ブログでも同じ客引きをやってみてください。そしたら分かります。ぼくから習う必要はありません。他の人たちが教えてくれます。そしたら「ハートが小さいねえ。」と反論してみたらよいだけです。笑いものにされるだけでしょうけど。
他人の信用、努力の成果を利用して、自分のサイトに参加者を呼び込もうとするなど、みっともなくて普通できないんです。それプラス、平次郎さんの場合、一方ではブログの主催者を否定し攻撃しておきながら、もう一方で、そのブログから何らかの利益は得たいと客引きをやってしまう。そういう離れ業を軽々とやってしまったんですね。なかなかできることじゃありません。
それを指摘されると「ハートが小さい」などと悪びれるでもなく、その一方で、若者たちには物の道理の何たるかを説いて聞かせるというわけです。かなり無理がありますね。
2007/05/20 10:51
SOUNDENJAPANさん
“そのブログから何らかの利益は得たいと客引きをやってしまう”
私のテーマには、政治的、商業的目的はない。米国南部のルイジアナに住んでいる65歳の私が、どのような利益を得たいとしていると思うか?古森氏やあなたのモラルはごく低いものだ。理由は、君らは、ブッシュの私的な戦争を支持する古森氏を、日本の保守の重鎮と崇拝し、一方で憲法の改正を叫んでいる狂人の群れだからだ。つまり、君らは日米中韓の公の敵なのだ。目を覚ませ、バカモン。平次郎
2007/05/20 17:33
利益は別に金銭でなくても構いません。自分のサイトのトラフィックを増やして喜びたい。自分の好みの議論をして知的満足感を得たいなど、心理的な効果もあります。それも利益です。
いずれにしても、平次郎さんもお気づきだと思いますが、人気サイトにやってきて、明示的に自分のブログへ客引きしている人を見かけないでしょ?やってるのはランダムにURLを貼っていくポルノ業者くらいのものです。
>目を覚ませ、バカモン。
そう力まずにもう少しリラックスして参加してみてはいかがでしょうか。古森さんの一貫したナショナリスト的観点からのレポートは面白いじゃないですか。だから皆さんここへやって来るのでしょう。平次郎さんが「目を覚ましている」と思う人気サイト紹介してくれるのなら、そちらも見に行っても構いませんよ。
「戦後天皇制は可能か」 渡辺京二あるいは北一輝の天皇制論 [試稿錯誤]
渡辺京二評論集成 第一巻『日本近代の逆説』(葦書房、1999)に、「戦後天皇制は可能か」という渡辺京二の天皇制論が掲載されている。以下、本論文から、抜粋・引用する。<擁立された天皇>という北一輝が示し…
第9条は自国と他の諸国の国民たちの思考との間に人工的な境界線 [マスコミ情報操作撃退作戦 メディ…]
第9条がいかに特異な思惑や環境の下で、いかにあっさりと作られてしまったか/アメリカはより責任のある日本の創造にいかに寄与できるか/日本の現憲法はマッカーサー元帥の労作/日本の民主性を薄めている要因は憲…
今頃こんな法律ができるのは憲法違反!! [反日馬鹿サヨを嗤いながら看取るブ…]
明らかに96条違反だろ。日本人全体が憲法違反を犯していたわけだ。 占領基本法である占領憲法を60年も放置してきた、奴隷民族が今の日本人。 それにしても、こんなレベルが下がった奴隷民族の成れの果ての今の日…
国民投票法成立ネタ5連発!! [朝日歌壇鑑賞会【今週の作品】]
5/15〜17の朝日川柳から(◇は選者のコメント)。 5/14に参院で可決成立した国民投票法ネタ。 国民投票法、与党の賛成多数で成立 実現は早くて23年(産経新聞) ● 坂道を転げるような国となり (…
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by 王マイゴッド
習近平氏に人権弾圧抗議