中国の強烈な軍事力増強は周辺諸国に深刻な懸念を生んでいます。なかでも台湾への脅威の増大は顕著です。
(中国軍の新鋭戦闘機「殲10」)

だから台湾としては中国軍への抑止を発揮できる新鋭戦闘機が欲しいわけです。実際に台湾の歴代政権はここ5年以上、アメリカに対しそうした戦闘機の売却と請い求めています。具体的にはF16戦闘機の改良型です。
しかしオバマ政権はなかなか同意しません。
「台湾に新型戦闘機の売却せよ!」と要望しました。
最新のニュースです。
米国下院超党派の議員181人が連名でオバマ政権に対し台湾へのF16C/D型戦闘機の売却の決定を求めたことが3日、明らかとなった。
上院でもすでに47人の議員が同じ要請を同政権に伝えた。これら議員たちはいずれも中国の最近の軍拡に対する台湾の防衛強化を理由にあげており、中国の反発を懸念して決定を延ばしてきたオバマ政権は態度を鮮明にすることを迫られた。
同時に公表されたこの書簡は中国が台湾を標的とする弾道ミサイルを台湾海峡に近い福建省などに合計1400基も配備するなど台湾攻略のための軍事力を大幅に増強していることを指摘し、このままだと米国の台湾関係法が規定した「台湾の安全保障は米国にとって重大な懸念事」にあたるとしている。
書簡に署名した議員は共和党が多いが、民主党の有力議員も含まれている。下院の全議員435人の3分の1以上からのこの要請にオバマ政権も近々に最終態度を明確にすることが求められている。
米国議会では上院でも超党派の全議員100人のうちの半数近くの47人が今年5月、同趣旨の書簡を連名でオバマ大統領に送った。
台湾軍は1990年代に米国から購入したF!6A/B型やフランス製ミラージュ戦闘機を保有しているが、いずれも旧式となり2006年から米国に対しF16の改良型のC/Dの輸出の許可を求めるようになった。
中国はこの米国の台湾への兵器輸出に激しく反対しており、オバマ政権もその中国の反発を恐れて、決定を毎年、先送りしてきた。


by thinking
中国雲南省でも暗躍していた北…