中国当局によるチベット人の抗議運動への弾圧の波紋はさらに全世界に広がっているようです。国際社会ではその余波の第一として8月に予定された北京五輪への影響が語られています。
なおチベットでの出来事が米中関係全体に与える影響については、別なところに詳しいレポートを書きました。関心のある方は読んでください。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/i/71/
さて、チベット弾圧と北京五輪について述べるならば、これほどの人権蹂躙をする国家が主催するオリンピックに他国のスポーツ選手や一般国民は喜々として参加してよいのかどうか、というのがまず最大の疑問でしょう。ボイコットすべきか否か、という議論です。
しかしその一方、ボイコット論とは別に、今回のチベット民族に加えられた弾圧、その結果としてのチベット側の悲劇や惨劇は、北京五輪の性格をいやでも変えてしまう、という指摘があります。いまの「チベットと北京五輪」という課題をユニークな視点から考える思考だといえます。
その典型がワシントン・ポスト3月26日付の社説で表明されました。
「恥のオリンピック」という見出しです。
「中国は五輪を弾圧の飾り窓に変えてしまう危機を冒しつつある」という副見出しが内容を総括しています。
その社説の要点を以下に紹介します。
「中国共産党の指導者たちは北京五輪を自国のグローバルパワーとしてのデビューに使おうとしているが、いまやこの五輪は警察国家以上にはなれない政権による暴力的な弾圧、言論検閲、政治迫害などのショーケースになってしましそうになった」
「胡錦濤主席らの指導部は自分たちを改革主義者として誇示したいようだが、自分たちが実際に追求する政策が五輪主催の栄誉をいかに侵し、中国の国際イメージをいかに壊しているかを理解できないようだ」
「中国当局はチベット弾圧の以前から『北京五輪前の調和』の名の下に、自国内の法律家や反政府活動家を拘束し、出版物を差し押さえていた。中国当局は北京五輪開催の条件としてマスコミ規制の緩和を国際的に公約したのに、外国メディアのチベット関連取材を禁じ、天安門広場からの中継放送さえも禁止した」
「チベット弾圧は別にしても、中国政府は全世界でも最も犯罪的な政権への支援をやめていない。大量虐殺を支持するスーダンやビルマの残酷な軍事政権を助け、スターリン主義的な独裁の北朝鮮政権を支援し、国連の決議を無視して核武装に走るイランの政権への国際制裁を阻止する。とくに北朝鮮の政権は核兵器の申告や破棄という誓約を守っていないのに、中国はそれを支えているのだ」
「不運にも、中国指導部はブッシュ大統領を含む西側諸国の指導者たちにより、こうした政策を保ちながら、なお北京五輪を成功裏に主催できる、と思わされているようだ。フランスのサルコジ大統領は北京五輪開会式のボイコットの可能性を排さないという。だがブッシュ大統領は『スポーツ・フアン』として北京五輪に出席するという間違った言明を変えていない。ブッシュ大統領の開会式出席の計画は胡主席らに対し、反政府活動家を勝手に逮捕しても、チベット人僧侶を虐待しても、五輪の政治的イベントにはなんの影響もない、というメッセージを送ることになるのだ」
「ブッシュ大統領が出席してもしなくても、北京五輪は全世界に対して、中国の大国ぶりだけでなく、自国民の自由の否定の継続、少数民族の弾圧、無法国家との異様な連帯などを改めて明示することになるだろう。ブッシュ大統領は胡主席に対し、主席の政策がオリンピックを政治的に毒性のある行事に変えてしまうことを告げるべきだ」
さてそのチベット人への弾圧に関して、チベット側から迫真の写真が公開されました。
四川省のアバ県というところのチベット人居住区で3月16日に起きた弾圧事件の写真だそうです。
以下はそのうちの「残酷性の少ない」写真です。



なおこの事件の写真は以下のサイトに多数、掲載されています。
その多くは目をおおうような残酷な映像です。
その旨の事前の警告がそのサイトに明記されています。
ごらんになる方はそのことを事前にご承知ください。
http://www.freetibet.org/press/kirtiphotos.html
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/trackback/525161
2008/03/28 03:33
今の東アジアの状況は、20世紀第二次大戦前とますます類似して来たように思えてなりません。ナチ・ドイツの勃興、東ヨーロッパの侵略・併合、ユダヤ人・ジプシーへの弾圧、そしてそれを取り巻く民主国の問題対処を躊躇する状況。
翻って、21世紀の今、ナチ・チャイナの自国近隣でのチベット、東トルキスタン、法輪功への弾圧、人間臓器売買の為の囚人殺人、又国外での北朝鮮、スーダン等のテロ国家支援。これは正に、ナチ・チャイナが20世紀の大罪をこの21世紀の繰り返そうとしているとしか云えません。
英米仏を始めてする民主国家があの、「後味の悪い罪悪感」から学ばず、同じ事を今繰り返そうと、傍観している。 彼等は又もや手遅れになる迄、待ち続けるのであろうか。
我国日本も、21世紀のチェンバレン首相の役目か、ヴィシー政府首班、ペタン元帥の役目を担うに最適な候補を首相に持つ状況にある事を思うと、誠に憂鬱な気持ちを払拭出来ない今日このごろである。
2008/03/28 03:53
>ブッシュ大統領は『スポーツ・フアン』として北京五輪に出席
これではまるで私人の行為です。自由と民主主義を掲げる国、アメリカ大統領の出席の大義名分としてはいただけませんね。
それともアメリカの二大看板である『自由と民主主義』を下ろすきっかけ作りでもしているのでしょうか?まさかね。でも、北京五輪への出席はそうとられてもしょうがないほどの愚行だと思います。
2008/03/28 04:43
古森さん
>だがブッシュ大統領は『スポーツ・フアン』として北京五輪に出席するという間違った言明を変えていない。
これが中共の強圧的な弾圧に繋がったと思います。自由と民主主義の大国の大統領とは思えない致命的ミスでは?。
チベット騒動が明らかになったとき、西側諸国が一斉に強い抗議の声を上げていたら、今のような展開にはならなかったと残念でなりません。
せめてEU主導で開会式ボイコットの流れを広げるべきでしょう。
2008/03/28 05:03
こんにちは。
ブッシュ大統領訪中が米中関係を象徴してるんやないですかねえ。スポーツファンとして出席してもテレビで大写しにされて、けっきょく政治利用されるだけでせうから。胡錦濤とのツーショットつうのもあるやもしれません。
出席問題では、あの東京都知事までもがちょっと歯切れわるいですね。開催まであと4ヶ月あまり、今後の展開をみて判断するんでせうけれども。
2008/03/28 05:12
parkmount さん
コメントを一読させていただくと、ちょっと悲観的すぎるのでは、という感想でしたが、改めて考えると、「憂鬱」の根拠も十二分にありますね。
2008/03/28 05:14
urara225 さん
ブッシュ大統領も辛いところですね。
これから非難され続けるでしょう。
内外で。
そこまで無理して、行くことへの理由というのが、思いあたらないですが。
2008/03/28 05:19
>米中関係全体に与える影響については、別なところに詳しいレポートを書きました。
冷静にして明晰で客観的な、良き論文に、頭が安まります。
>ワシントン・ポスト3月26日付の社説
中国によって、掻き混ぜられる、物騒な世界に、危惧する良識ある新聞社がある事に、良識の安心を得る。 それにしても日本の左翼の新聞社の社説、論説は、中国の戦略に便乗して、日本人を混乱と不安に煽動、誘導するのは、どうしたものか、良識が無い新聞社か?
2008/03/28 06:09
2008/03/28 06:10
>そこまで無理して、行くことへの理由というのが、思いあたらないですが。
やっぱりブッシュ一族の中国利権擁護でしょうか?パパブッシュは大統領をやめてすぐに米中商工会を立ち上げ、プレスコット・ブッシュ(大統領の叔父)を会長に据えているとか…
一族の利益を国家の利益に優先させているなどと考えたくないですが、下衆のかんぐりを否定できるだけの根拠も見当たらないです。
ところでマケイン上院議員はブッシュ路線と決別宣言を出されましたね。ちょっとまえにブッシュ大統領がマケイン氏支持を表明して、それが大統領選にどんな影響をあたえるか憶測を呼んでいましたが、マケイン上院議員はいつもながら毅然と答えをだされたようです。
>このままではすまない
ほんとうに…
2008/03/28 06:17
nhatnhan625 さん
>このエントリ自体に写真がはってあるのでしょうか?<
答えはイエスです。
「在中」現象のおもしろさですね。
身辺にお気をつけください。
2008/03/28 07:35
>その多くは目をおおうような残酷な映像です。
僕は、見たいが、精神に、その残虐さが悪影響を及ぼすので見れない。シナ共産党の手先は、豚を屠殺する以上に、チベット人に根拠は無いが、何故か憎しみを持って惨殺するのだ。 旧日本軍には、根拠の無い捏造の歴史をでっちあげて、憎しみの根拠を創り旧日本軍を非難する。 現実のシナ共産党員は、この様に、チベット人に対して「架空の暴動」という理由を創り、惨殺する訳だが、中国人の本性が露呈しているのか、それとも、それが訓練されたシナ共産党員が、党の方針に絶対忠実の表明なのか?
2008/03/28 07:39
urara225 さん
ブッシュ大統領はそこまで深い理由から今回の予定を決めたとは、どうも思えないというのが、現在の感想です。
つい、うっかり深慮ではなく、浅慮というような。
2008/03/28 07:42
thinking さん
この一連の写真は本当に強烈です。
だれかが一般のインターネットサイトで見られないようにするのも、政治的な理由以外に正当化できるのでは、と思えるほど、むごたらしい、血だらけ、傷だらけの人間の肉体の写真です。
あなたが写真をみるのをためらわれる理由は、上記のようなことではないのは、よくわかります。しかし理由がなんにせよ、ちょっとでも躊躇されるなら、みないほうがよいと思います。
2008/03/28 08:53
古森さん、
WP社説を素晴らしいと感嘆しながら読み続けると、やっぱりそうきたかっというブッシュ批判の結末でした。確かにこの段階で、「スポーツ・ファン」として出席を表明しているのは、批難されても仕方ないですね。「開会式に出席しない選択肢が存在することを否定できない」ぐらいは言うべきでしょう。ただ、米国大統領の一言の影響力は世界一ですから(それを自称していますし)、正式な意思表示はまだ出来ない、したくないっというのが本音ではないでしょうか?
しかし仏大統領が発言したことで、やっと「チベット騒乱と北京五輪」を米テレビも大きく取り扱うようになった気がします。この影響で日本のテレビも、中国批判をするようになりますかね?
2008/03/28 08:54
To 古森義久さん
>thinking さん
>この一連の写真は本当に強烈です。
>だれかが一般のインターネットサイトで見られないようにするのも、政治的な理由以外に正当化できるのでは、
>
僕は、文芸的な物が好きでして、文芸は心が安まる。 しかし、政治的な事は心が騒ぐ。 しかし、政治を抜きにしては世界は語れず、世界を考える事は出来ずで、故に、どうしても政治に関心を抱かざるを得ないのです、それで月刊誌、諸君!は毎月、定期購読しています。
2008/03/28 09:50
古森さん
以下の画面の六つ目のビデオの出足を見てください。
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10082256045.html
もちろん、今回のラサ騒動のものではないと思いますが、素手の僧侶を警官が棍棒で打ちのめす映像は信じられない思いです。
本日の産経に「米国の五輪カード」という言葉が出てきましたね。期待して見守りたいと思います。ポーランドの首相とチェコの大統領が五輪開会式に欠席を表明しましたね。どこまで続くか?。
2008/03/28 09:58
To 古森義久さん
>parkmount さん
>
>コメントを一読させていただくと、ちょっと悲観的すぎるのでは、という感想でしたが、改めて考えると、「憂鬱」の根拠も十二分にありますね。
人類はこのような教訓を簡単に忘れてしまいがちではないでしょうか。
それと現在の世界人口の少なくとも13億人の記憶回路には、この事が抜け落ちていると思うとより憂鬱です。
尚、事後報告で失礼致しますが、トラックバックさせて戴きました。
2008/03/28 10:20
To さくらの こころさん
>古森さん、
>この影響で日本のテレビも、中国批判をするようになりますかね?
いやそれはないと思いますね。
名前は覚えていないのですが、去年あたり参院の任期満了で再立候補をしなかったプロレスラーが、テレビ番組で同じく出演のゲストメンバーを茶化されたと云うような事で、暴行した事がありました。
その時、司会者を始め、10人以上いたゲストも、止めるでもなく、ただ呆然と見ていた場面を思い出します。 過去の日本では考えられない事ですが、それと同様で、今、テレビ出演する日本人でまともに判断出来る人材はほぼないでしょう。
大昔のだじゃれで恐縮ですが、(鼻)タレントするのが精一杯な、タレントさんばかりではないでしょうか。
2008/03/28 10:55
さくらの こころ さん
日本のテレビや新聞の大方はアメリカをあれこれ批判することが良識の証しのように考えている側面があります。
だからアメリカの大統領が北京五輪に行くと述べ、アメリカとちょっと距離をおくフランスの大統領(この人はかなり親米ですが)やポーランドの首脳(この国も対外政策ではきわめて親米できていますね)が開会式をボイコットすると宣言すれば、その後者を大きく報道することは、間接的にアメリカ批判となりえます。
日本のマスコミはそのアングルに目をつけ、アメリカ批判の意味をこめて、開会式ボイコットを熱心に報じていく。それが結果的に中国批判とも受け取れる。
以上のような「心理」に基づく報道姿勢は十分にこれからも考えられます。
でもそれは本当のチベット弾圧非難、中国政府非難とは違うわけです。
さあ、こんな現象が起きるかどうか。
2008/03/28 11:31
古森記者、お久しぶりです。
アメリカとか海外の五輪に対する態度はいいんです。日本です。
タイで五輪トーチリレー走者が辞退しましたね。日本では野球の星野監督と、コメディアンのきんちゃんが走者です。どちらか一人でも辞退してくれないかなぁーと思っているのですが、選ばれた時のあの嬉々とした表情を思い出すと、期待できませんね。
しかし一人ひとりの五輪選手は…と思いますが、いままで必死で練習し予選に勝ち抜いてやっと手に入れたのだな…という思いが…。
しかしチベット弾圧反対の日本としての最後の意思表示として、福田首相には「天皇陛下を開会式に人身御供として差し出さないで欲しい」と要望したい。コキントウとお友達であれば、ご自身は出席するにせよ、せめてこれくらいはやって欲しいものですが…。
2008/03/28 12:22
jess-kun さん
お久しぶりですね。
上記のコメントが日本の「普通派」(まとも派と書くと、叱られるんですが)の思考の基本のように思えます。
「せめて」という諸点への思いもよくわかる気がします。
2008/03/28 13:51
写真のプロパティに下記のようにfreetbet という言葉があるので、
(アドレス http://www.freetibet.org/events/photo18.JPG)
中国ネットでは機械的スクリーニングでハジカレているのかもしれません。
ウェブサイトから直接ホームページに転載されたからかと推察します。
一度、コンピューターのほうにコピーされた後で、tibetの言葉を付けずに貼り付けられたら、見られたのではないでしょうか?
中国の情報遮断の方法の一端が窺えます。
2008/03/28 14:01
parkmountさん、こんにちは。
>今、テレビ出演する日本人でまともに判断出来る人材はほぼないでしょう。
そのようですね。古森さんが解説してくださったように、そんな彼らが気付かずに、上辺でアメリカ批判をはじめ仏大統領を称えはじめる=中国批判をしているということにならないかなぁと想像しました。かなり日本のメディアをナメた視点ですので…
>大昔のだじゃれで恐縮ですが、(鼻)タレントするのが精一杯な、タレントさんばかりではないでしょうか。
ありがとうございます。とてもよく伝わってきます…
2008/03/28 14:12
古森さん
>日本のマスコミはそのアングルに目をつけ、アメリカ批判の意味をこめて、開会式ボイコットを熱心に報じていく。それが結果的に中国批判とも受け取れる。
正に古森さんが解説してくださったとおりです。(自分の文章能力の乏しさを痛感しています… 日々精進)
>でもそれは本当のチベット弾圧非難、中国政府非難とは違うわけです。
はい。「事の本質を問う」という報道のあり方を、日本のメディアに求めるのは、1億円宝くじに当たるような望みという感じです。
>さあ、こんな現象が起きるかどうか。
宝くじを1枚買った気分で、楽しんでみます。っと言っても、幸か不幸か日本のテレビは見れないのですが…
2008/03/28 17:41
それにしても奇妙に思えるのが、欧州やアメリカが、中国に対して本気では危険な国だと思っていないように見えることです。
利害のバランスが取れれば、うまく扱える相手であって、自分たちには噛み付いて来ないと考えているのでしょうか。たしかに軍事力の差は、まだまだ圧倒的とはいえ、イランのような泥沼をいくつか抱え込まされれば、どうなるか分からないと思うのですが。
なにか、中国に対して楽観的な気がしてなりません。
2008/03/28 20:06
To liuyichenさん
>The Secret Truth about the Dalai Lama
↑ あなたのページ面白いですね?中国の方ですね?中国からアクセスしてますか?古森さんの記事の写真は見えますか?
古森さん、済みません。ちょっと気になったものですから・・・。
2008/03/28 20:26
海外のメディアには中国の北京五輪をドイツ、ベルリンオリンピックになぞらえる報道がありますが、海外メディアがナチスと比較するのはよっぽどの事ではないでしょうか?
日本のメディア、政治家、官僚の温い事!
平和惚けした日本人の殆どは所詮暴動騒ぎ位にしか思ってない
これはメディアのせいでもあるでしょうね
一番悪いのは政治家でしょうけど・・・
日頃、人権人権と騒ぐメディア、野党こそ声を上げなくてはいけないはずなのに・・・
2008/03/28 20:46
To やせ我慢さん
>それにしても奇妙に思えるのが、欧州やアメリカが、中国に対して本気では危険な国だと思っていないように見えることです。
>
>なにか、中国に対して楽観的な気がしてなりません。
確かに中共の軍備拡張は侮れないですが、まだその装備と兵員の質にバラツキが大きいという印象があります。 軍事については全く素人ですが、今回のチベット事件の写真の色んな兵員の様子からの第一印象です。 地方部隊であるからかも知れませんが。
2008/03/28 21:28
To parkmountさん
>確かに中共の軍備拡張は侮れないですが、まだその装備と兵員の質にバラツキが大きいという印象があります。
たしかにその通りだと思うのですが、軍事力とかとは違ったところで、なにか根本のところで中国に対して楽観的な気がしてならないのです。
欧州は無論、特にアメリカが。
2008/03/28 22:02
古森さん、
Safety Japan拝読いたしました。
ペロシ議長の『全世界の自由を愛する国民たちが今回の中国の弾圧行為に抗議しないならば、全世界のいかなる人権問題についても、それを論ずる道義的資格を失うことになる』という発言は、わが国の人権派でご熱心な方々に、早く知らせてあげなくてはいけないと思いました。(笑) 何と彼らがコメントするか、聞いてみたいです。
スポンサーの件ですが、コカコーラ、コダック、ビザは知ってましたがGEもそうだったのですね。古森さんがご指摘のとおり、開会式の招待をされてすぐに応諾したのがそもそもミスだったわけですが、やはり今の段階でそれを覆すのはできそうもないですね。情勢が今以上悪化して、スポンサー企業がイメージダウンになるようになれば、外交カードとしてチラつかせ始めるのかもしれませんね。それまで、内部からの批難に持ち堪えるかどうか?
2008/03/28 22:23
To やせ我慢さん
>たしかにその通りだと思うのですが、軍事力とかとは違ったところで、なにか根本のところで中国に対して楽観的な気がしてならないのです。
>欧州は無論、特にアメリカが。
多分古森さんの
第70回急膨張する中国の軍事力に正面から向き合え!
http://crystania777.iza.ne.jp/blog/trackback/517559
をご覧になったと思いますが、米国の国防省の現場はメディアには出てこなくても、それなりのフォローはしていると思います。 日本でも防衛政策局長の「台湾有事は日本の問題」発言でもあるように、現場は政治家が発言する以上の事を考えている事は確かです。 問題は政治がそれを速やかに後押ししてやる事と、害務省を始め各省所管の政策に反映させる部分が、今しばらく「首相不在」の為滞る事でしょう。
2008/03/28 22:29
上記訂正です。
第70回急膨張する中国の軍事力に正面から向き合え!
(誤) http://crystania777.iza.ne.jp/blog/trackback/517559
(正) http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/i/70/
2008/03/29 00:06
kinny さん
まあ、そう落胆しないでください。
あなたのTBを拝読しました。
すばらしいロジックですね。この種の人たち向けに、最もアピールする理屈だと思いました。
君が代を歌わない、敬意を表さないということは、自分の国の国歌に敬意を持たないということだ。自分の国歌を無視する輩は他国の国民がみな自分の国歌には敬意を表しているいることを理解できない。だから外国人とうまく接触できない。そんな欠陥人間は少なくとも外国や外国人と接触する職には就けられない。
ということですよね。
日本国民がなぜ日本の国歌に敬意を表すのか、正面からの説得とは違いますけど、自明の前提を自明と思わないカテゴリーの人たちには、上記の「説得」はきわめて効果があると思いました。
私も拝借させていただきます。
2008/03/29 05:53
しゅんさん
ブッシュ大統領あるいはブッシュ政権のミスもまだまだ戦術的なレベルであり、戦略的ではないと思います。
というより、そう思いたいのかな。おっと、この文章の主語は私です。
2008/03/29 06:11
もはや、誰が見ても、中国は軍事大国であり、しかも今なお、軍事力の増強に、非常に熱心に邁進している。その理由は軍事力があれば何でも無理が通り、他国の干渉を寄せつけないからであり、文句があるなら、向かって来い、という気構えなのである。 チベットは武力が無かったら、簡単に中国に侵略されて、ダライ・ラマは身の危険を感じたから、国を脱出したのである。 今の世界に民主主義が通じるなら、国際世論の良識が、日本の平和主義者の良識が、チベットを救わなければならない、と思うのだが・・・。
2008/03/29 06:18
2008/03/29 06:25
やせ我慢 さん
中国への警戒感はワシントンで見る限り、かなり広範で、深く、知識を多く持っている層ほど、その傾向が強いといえます。
中期、長期に歩調を合わせて、いっしょにやっていきたい相手、という認識はまるでないと思います。
かといって、すぐ対決や闘争を挑むというわけではないですが。
2008/03/29 07:27
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本日の読売朝刊にカラー全面広告が掲載されています。違和感感じるな~、後でメールしよう。
2008/03/29 11:11
To 古森義久さん
>中国への警戒感はワシントンで見る限り、かなり広範で、深く、知識を多く持っている層ほど、その傾向が強いといえます。
お返事ありがとうございます。
そうですか。私の思い過ごしのようです。
アメリカの中枢で、中国に対する警戒心が深いところであるなら、少し安心しました。宋美齢に寄せた同情や憧憬のようなものが、まだどこかにあるのかと思っていました。
2008/03/29 12:45
しゅんさん
>五輪のスポンサー企業では有りませんが、悪化は、もう、始っていますよ。
そうですね。ただ、五輪のスポンサー企業が現在では自社イメージが決定的に傷がつくとは認識しておらず、スポンサー続行を決めているわけです。今後、騒乱自体が悪化するか、開会式不参加、五輪ボイコットが続出するなどの事態が悪化すると、スポンサー辞退とせざるを得ないのではと愚考しました。企業は当然、リスクを最小限におさえる策を選びますからね。 日産の苦渋の選択も、その一例ですよね。 本当になぜリチャード・ギア?ということです。ブッシュ政権にしても、日産にしても初期ミスで、自分の首をしめる現状をつくってしまいましたね。
2008/03/29 18:14
2008/03/29 22:16
2008/03/29 22:22
しゅん さん
またまた面白い情報をありがとうございます。
日産とリチャード・ギアの話、しゅんさんのコメントで最初に知りました。
いまワシントンでは本来の報道活動以外にやらねばならないことが急に出てきて、ニュースを常時、チェックするという基本を怠っていたせいもあるのですが。
あなたのコメントにはいつも知的神経(持ち合わせている範囲での)をピリピリさせられます。地面から舞い上がらないよう、せいぜい、スキップ程度で止めておくことだけには、注意してますけど(ジョウダンジョウダン)
2008/03/30 01:30
古森さま
貴台の示唆通り、日経BPの貴稿を読みました。ブッシュ大統領が、本人の意図せざるところで、なんとも無様な立場に追い込められている構図がよく分かりました。マケイン候補もこれでは距離を置くのがよくわかります。
さて、どうせ在日米国大使館のそのスジは、このブログも丁寧にチェックしていることを承知の上で、以下のことをお聞きします。
自分の立場がレームダッグになっていることが多くの内外に知られている中で、北京五輪には家族一緒で開会式に参加すると北京政府の報道官からいわれる始末。それにホワイトハウスの報道官のコメントもない。恥の上塗りをするホワイトハウスの愚鈍ぶりが生じる原因は何なのか、問題はリチャード・ギアへの日産の商業広告程度の問題ではないですね。
貴見を知りたい次第です。所詮、帝国の中枢といっても、問題によってはこの程度の対応能力なのですか?後学のために、よろしく願います。
2008/03/30 03:53
iza-ryusoo さん
ご指摘のとおり、ブッシュ大統領は北京五輪出席については苦しい立場ですね。これからも叩かれるでしょう。
ただしこの戦術ミスがブッシュ政権全体の対中政策の集約ではないでしょう。少なくとも、そう願いたいところです。
そのスジのチェックということですが、中国スジの方がもっと確実にみていると思いますよ。
2008/03/30 07:20
こんにちは
もし、日本がチベットの隣にあったら、どうするだろうと考えました。
隣国で起きた虐殺と圧政。何もできない国際社会。
やはり、先の大戦のように、存亡を賭けて立ち上がるでしょう。
TBさせて頂きました。
2008/03/30 19:04
ブッシュ大統領の胸の内は、所詮本人にしか判りませんが、先日、「思い出のグリーングラス」の替え歌で、退任に際する気持ちを披露したと言う、あの内容通りと言う事じゃないでしょうか。
もう間もなく退任するんだから、最後ぐらい、好きなスポーツ観戦させてくれよ。くらいの軽いノリではなかろうかと。
5:名無しさん@八周年 :2008/04/11(金) 11:37:39 ID:7wnaM12H0 もう十年以上ぐらい暮らしてるが、アメリカが一つの事でここまで意見の一致を見た事はありません。 昨日以降、空気ががらりと変わったのがわかる。 …
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最近、チベット問題で燃えに燃えているizaブログ作家さんがどうも多いようですが。 ふと、気になって調べてみました。 イザブロガーの方も同じようなことを先に書かれているのがあったので、紹介とトラバ。 クリスタ…
反日メディアの従軍報道…僧侶の悲痛な訴え届く [東アジア黙示録 ]
お抱えツアーの取材団が訪れたラサで若い僧が直訴に踏み切った。同じ日わが国の“大物”ジャーナリストは北京に詣でシッポ振り…中共プロパガンダに追随する従軍報道が続く。
【再掲】日本にとって超悲観的なシナリオ [ジャーナリスト加賀谷貢樹の「取材…]
このところ中国情勢が、かなりキナ臭くなってきましたね。 中国情勢に関する私の基本的スタンスは、中国にも友と呼べる人たちが少なからずいる。しかし、中国の現在の政権および体制は大きな誤りを犯している、とい…
Genocide Olympics ー 大虐殺オリンピック ー 大虐杀 奥林匹克运动会 [何となくドライブ・バイ・覗き見]
大虐杀奥林匹克运动会。 你这个夏天去屠杀场吗? 大虐殺オリンピック大会。 この夏、貴方は虐殺現場へ行きますか? Genocide Olympics. Are you going to the killing fields this summer? Here's a first-hand witness ac…
教員の扇動か、国歌斉唱に卒業生起立1人 [草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN]
〜次期学習指導要領告示案の改善こそ求められる〜 産経紙27日付の記事によれば、門真市立第三中学校で今月13日に行なわれた卒業式で、約...


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中国雲南省でも暗躍していた北…