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オオニシ記者への抗議

2006/12/21 01:52

 

ニューヨーク・タイムズのオオニシ・ノリミツ東京支局長が日本の拉致問題解決への努力をゆがめて誹謗する記事を書いたことに対し、「家族会」「救う会」側の代表の形で増元照明氏がさっそく抗議の一文を書きました。
重要な一文なので、私のサイトでも紹介させていただきます。

以下は増元氏の書いた一文です。

2006.12.20

「強く抗議する!」

 ニューヨークタイムズ(17日付)が、「北朝鮮による拉致問
題」が右翼勢力によってあおられているという記事を書いた。
書いたのは東京支局長のノリミツ・オオニシという方のようで
ある。

 「日本政府や拉致被害者の家族らが進める「北朝鮮人権週間」に右翼組織のメンバーが関与していると指摘。拉致問題への理解を訴えたポスターの図柄なども引き合いに出し、北朝鮮への危機感をいたずらにあおる内容だと批判した。
さらに「日本の国外では拉致などとっくの昔に言いふるされた」問題と指摘。日本国内では「民族派の政治家や
グループ」の画策でなお連日ニュースで取り上げられているとし、「拉致問題が憲法改正や学校教育での愛国心育成と同じ“右翼好み”の課題になっている」との見方を示した。記事は、拉致問題をめぐる「より穏健な声」が右翼勢力によって暴力的に封じられているとする一方で、安倍首相は支持率がかげると「政治的な生き残りのため、拉致問題にしがみつくことになるだろう」

 「北朝鮮人権週間」に右翼組織のメンバーが関与しているという部分は、どのような取材の下にかかれたものであろうか?
是では、まるで家族会が「右翼組織」に操られたものとの誤解を受ける。家族を取り戻そうと必死で動く私たちは、確かに素人同然であるが支援者の人々を「右翼」呼ばわりはないだろう。私たちは、この運動を右翼も左翼もなく、日本人として皆に理解して協力を仰いでいる。
左翼系の人々が、協力をしてくれるのであれば、喜んでお受けするつもりでいるのであるが、その方々は、一向に協力してくれることはなく、あまつさえ邪魔をしようとしている。社民党のホームページに2002年10月まで「拉致はでっち上げ」という北川氏の論文を載せていたことでもわかる。今でも、「拉致被害者の救出」を言うのではなく、この記事に書かれているように「拉致などとっくの昔に言い古された問題」として、北朝鮮擁護に走っているではないか?
 それにしても、「拉致被害者」を見捨てるような発言をして
いることに腹立たしささえ覚える。彼の意識の中では、「めぐ
みさんの骨と称してきたもの」も本物であり、北朝鮮脱北者の証言も嘘なのであろう。
でも、彼らが信じなかった「北朝鮮による拉致」は事実であったし、脱北者の証言の信憑性は疑う余地はない。彼らの無節操な言動の影で多くの北朝鮮人民が命の危険に晒されている。本当に人として、この事態を指をくわえて見ているつもりなのか?
 この記事では、「RENK」の李英和さんも「守る会」の山田さん、三浦小太郎さん、「難民救援基金」の加藤さんや野口さんさえ、右翼と断じているように見える。彼らが、右翼の人間でないことは多くの人々が知っている。にもかかわらず、このような記事で「日本発」の誤ったメッセージを世界に配信すると言うことは、拉致被害者の救出のためには、何等助けにならない。
かれの言う「より穏健な声」が多くの人民を見捨てる行為であることを、彼は今後「北朝鮮政権が崩壊」し、事実が明らかになった時にどのように責任を取るつもりなのか?
土井元社民党党首のように「間違えていました」ではすまないように思うのだが?
 彼らの主張を受け入れるわけにはいかない!
 私たちは、家族を忘れることはないし、金正日を許すことは出来ない!
そして、人民の敵を支援するイデオロギーに凝り固まった人々を許すことは出来ない!




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コメント(27)

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2006/12/21 02:42

Commented by starbeast さん

古森様、お邪魔します。
ニューヨークタイムズ誌への家族会の怒り、もっともなことでしょうね。この点、ニューヨークタイムズ誌への「記事への検証」を求めるべきではないでしょうか?「ニューヨークタイムズ誌はこの記事を確認できた事実として紙面に載せたのか。別方向からの確認を行わず記事にしたのであれば、それは何故か。もしこの記事が、“確認できる事実”ではなく“意図を持ったねつ造”であったとしたら、どの様にこの記事に対しての責任をとるのか」等々。
私たち日本にいる者とすれば、この記事は、「ねつ造であり、意図を持った情報操作」ですし、この意図を明らかにできれば、組織犯罪として扱うことも不可能ではないかも…
悔しさはよくわかります。ただ、北も相応に焦りを見せているようなニューヨークタイムズ誌の記事です。検証を求めることで、誌が真実に近づくことを求めたいです。

 
 

2006/12/21 03:06

Commented by 古森義久 さん

starbeast様

ご指摘はもっともです。
この記事に対しては近くニューヨークタイムズ本紙編集局あてに日本側からもなんらかの抗議がなされると思います。

 
 

2006/12/21 05:49

Commented by yoshi18 さん

古森さま

オオニシ記者は、拉致の解決を求める団体や政治家はみな「右翼」だと断じており、拉致解決の運動もみな反北朝鮮の政治活動だとも断じている」そうですね。

まるで昔の土井さんのようですが、今時こんな事をいうのはどうかしていますね。
勿論ニューヨークタイムズに厳重に抗議するべきです。

日本政府としては「拉致問題の解決なくして国交回復なし」を基本方針にしている訳ですから、これを「国会決議」するべきだと思います。

民主的に選ばれた日本の政府が、そう主張すれば、こんなことは嘘だと分かるでしょう。

またその時反対する政党がいれば、それが国民の目にさらされるので、一石二鳥だと思います。

 
 

2006/12/21 07:12

Commented by 古森義久 さん

yoshi18様

オオシニ氏がいう「右翼」とは、なんのでしょうか。

私の新しい「天使の辞典」では、「右翼」とは【左翼の極端な暴論に賛成しないという理由だけで、不当なレッテルを貼られている常識論者】と定義づけたいです。

 
 

2006/12/21 10:51

Commented by formidable さん

 今の北朝鮮との交渉は「実弾の飛ばない戦争」であるとの認識が必要でしょう。北朝鮮はある意味「体制維持」を賭けて交渉に臨んでいるのですから。
 だとすれば、日本の取るべき道は右翼であろうと何であろうと北を屈服させるべく為し得る限りの強攻策を採る他道は無い、と思っています。 確かにこれは窮鼠に噛まれる可能性もあり、日本政府のみならず日本人個々の心の持ち方も試される事になるかも知れません。それでも日本人は同胞への非道を許さない、という態度を取ってこそ国際社会で尊敬される国民になれるのではないか、と愚考するのですが。

 
 

2006/12/21 11:12

Commented by weirdo31 さん

オーニシの国籍はどこか知りませんが、彼の同国人のグラマースクールに通う娘が、理不尽にも隣国の政府機関の職員によって拉致され、20年以上も消息不明のまま捨て置かれたらどうするのでしょうか。

そのとき、NYタイムズに寄せたような冷酷なそして非人道的な記事を書くのだろうか。また、NYタイムズもなんの考えもなしに記事を紙面に掲載するだろうか。

オーニシよ、日本人で君の意見に賛同するものを捜してみろよ。そして、君は日本人のほとんどが「右翼」と断定するのか。君が宿を借りている朝日新聞東京本社の一般記者も忘れないようにね。

 
 

2006/12/21 12:16

Commented by こども社長@えび太 さん

ブッシュ大統領と横田早紀江さんの会談を無視するということは、このオオニシ記者は反ブッシュでもあるってことなのでしょうか?
この会談はアメリカでの認知度は低かったのでしょうか?
NYTの読者とはブッシュ大統領より、この記者の記事に影響力されるような人々でしょうか?
質問ばかりで申し訳ありません。
オオニシと日本名を名乗って、日本通?ぶっているところがさらに嫌な気にさせますね。

 
 

2006/12/21 13:02

Commented by 古森義久 さん

formidable様

日本だけでなく、どこの国でも、国民が自国の利益や同胞の生命を守ろうと努めることは、ごく自然、自明のことであり、右も左もありません。他国の人間がその自明の行為をおかしいと非難することには、そもそもの無理があるわけです。

 
 

2006/12/21 13:06

Commented by 古森義久 さん

weirdo31様

オオニシさんの帰属する国には軍隊があります。
日本には軍隊はありません。日本で「軍隊を持とう」と主張すれば、オオニシさんから「右翼」というレッテルを貼られます。しかしオオニシさんは自分の国の軍隊のメンバーや、軍隊を支持する人を「右翼」とは呼びません。
となると、日本人だけは特別扱いしている、ということです。特定の人種を特定の人種という共通項だけで、特殊扱いすることは、往々にして人種偏見と断じられます。

 
 

2006/12/21 13:10

Commented by 古森義久 さん

蝦田門人様

オオニシ記者は確実に反ブッシュだと思います。
彼の新聞もそうです。
ブッシュ大統領と横田早紀江さんの会談はブッシュ氏がその後も「これほど感動した会談はなかった」と何度も言明したこともあって、かなり広く知られています。
ニューヨーク・タイムズの典型的な読者は民主党リベラル志向ですから、ブッシュ大統領には批判的です。
もっともブッシュ氏もニューヨーク・タイムズは読んでいないと広言しています。

 
 

2006/12/21 16:08

Commented by frusato さん

左も右もどちらも国を良くして行こうという所に変わりはないはずなんですが・・・方法論が違うだけで。

左の人達のわが身を犠牲にしてでもアジアの平和に貢献すれば、日本も平和でいられるというのは極端すぎてついて行けませんよ。

左の人達の言ってる事は気のせいか「お国のために死ね」が「アジアのために死ね」になっただけな気がします。

 
 

2006/12/21 16:34

Commented by kikuti-zinn さん

拉致被害者が身内だからの「身内」に、同じ国民・同胞という意味も入る様に想います。
その様な帰属意識を捨てさせようと考えてきた思想の持ち主達が、「拉致は無かった」と騒いでいたと想います。
拉致被害者の方やご家族の苦しみや、悲しみを少しでも共有できる人間で在りたいと思います。

 
 

2006/12/21 20:00

Commented by fa-eng さん

オオニシのプロバガンダ記事をそのまま掲載するNYTも
社の思想は左翼・反日でしょうか?
普段から朝日とつるんで、いい加減な反日記事を書く記者が
いつまでもクビにならずに、
東京支局長を務められるのが不思議です。
社の思想とオオニシの思想が合致するなら納得しますが。

 
 

2006/12/21 23:57

Commented by 古森義久 さん

furusato様

なるほど、「日本のため」という概念を否定する日本人は
「アジアのために死ね」と主張するに等しいという認識は、おもしろいですね。たぶんに真実を突いていますね。
でもそういう人たちは、自分以外のために死ぬという概念自体を否定するような気がします。

 
 

2006/12/22 00:02

Commented by 古森義久 さん

kikuti-zinn様

「拉致はなかった」と主張していた人、陣営、多かったですね。
「拉致があると主張する人間は危険な反動勢力だ」というデマゴーグはもっと多かったです。
この点、だれがどんなふうに拉致を否定していたかをきちんと記録した書があるのをご存知でしょうか。
『拉致の海流』(山際澄夫著 恒文社21刊)です。

 
 

2006/12/22 00:09

Commented by 古森義久 さん

fa-eng様

NYTはアメリカの基準では確かに左翼ですね。
ただし左翼でない論評もよく載ります。自社コラムニストには明らかに保守とみなされる記者もおり、その記者の評論が定期的に出ます。
しかし社説では最近は日本の左翼ではない陣営に対し情緒的な攻撃を浴びせています。これを「反日」と呼べるかどうか。日本の民主主義の政権が国民多数の意思に応じて決める政策を頭から「非民主的」という感じで叩くならば、「反日」と呼べると思います。
しかし中国問題などではNYTはニコラス・クリストフ記者(いまはコラムニスト)が「中国の反日の教育や宣伝は行き過ぎであり、危険」とかつてははっきり書いていたのですが。

 
 

2006/12/22 00:12

Commented by hiropon さん

>「右翼」とは【左翼の極端な暴論に賛成しないという理由だけで、不当なレッテルを貼られている常識論者】

同感です。
左の人たちは(マスコミでは朝日、政治家では加藤氏や菅氏)、国民の間で憲法改正の機運が高まったり、中・韓・朝に毅然とした態度をとるべきだとか靖国参拝に賛成という考えが多くなると、小泉さんや安部さのが威勢のいい掛け声にあおられているとか、将来の希望が持てないからナショナリズムにすがるなんて、国民が自分で考えて保守化したとは思わずに、国民は何も考えずに政治家に洗脳される愚民ばかりと考える傾向があるみたいですな

歴史認識とやらも、歴史を知らないから南京大虐殺や強制連行・従軍慰安婦を否定すると決め付け、自分で考えた結果、中・韓の主張はおかしいという結論になる可能性については一切考えないようです。

歴史を勉強して日中友好・日韓友好になるべきだという主張も押し付けがましいんですよね。歴史を勉強した結果、嫌韓・嫌中になる権利も当然あるはずなんですが・・・というか私はそうなったんですが(笑

 
 

2006/12/22 02:28

Commented by 古森義久 さん

hiropon様

自分の考えに同調しない人はみな「右翼」だなんて、よくて独善、傲慢、悪くて、欺瞞、扇動、デマゴーグだと思います。国民一般の知能や知識の水準を不当に過少評価しているわけです。国民をバカにするな、と叫びたいところです。

 
 

2006/12/22 10:51

Commented by みなとの石松 さん

mochiiどの
馬鹿を言っちゃいけませんよ。
拉致は拉致以外のものではないわい。
おぬしの死生観とやらも、あるドグマに毒されたもの、としかとれませんな。
変な屁理屈を捏ねても、何にも得るものはありませんぞ。
前向きに行くのが王道だろうが。そりゃ、駆け引きはあろうが。

 
 

2006/12/22 17:02

Commented by しんせん さん

>勝手に危険を誘致するような言動は慎むべきだろう。
1.言論の弾圧ですか。
2.例えある程度合理性・正当性のある主張でも相手が軍事力の行使を匂わせたら、
 相手の軍事力行使に正当性がなくても、その時点で合理性・正当性のある言動を
 慎むべきなのか。


>永世中立(永久に交戦権の放棄)を宣言し、
永世中立≒永久に交戦権の放棄 か?
永世中立≒永久に集団的自衛権(軍事同盟)の放棄 でないのかい

http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/01252/contents/472.htm
>○歯止めないと危険
><メモ>
>連邦が「宣戦を布告し、講和を締結」する権利を持つと記してもいる。


>その対偶は「国交回復なくして拉致問題の解決なし」
逆でしょ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E5%81%B6)
>命題「AならばB」に対し、
>対偶:「BでないならAでない」
>逆:「BならばA」
>裏:「AでないならBでない」
>対偶の場合とは異なり、元の命題「AならばB」が正しくとも逆や裏は必ずしも正しいとは限らない(逆は必ずしも真ならず)。

命題と対偶を入れ替えれば理解しやすくなる
命題「BでないならAでない」に対し、対偶:「AならばB」
命題を「拉致問題が解決していないから、国交を回復しない」に対して、
対偶は「国交を回復していれば、拉致問題が解決している」となる。
あったりまえじゃん、これはまず命題の「拉致問題が解決していないから、国交を回復しない」が成り立つ前提の上での話しなんだから。
「国交を回復すれば拉致問題は解決する」や「国交があれば拉致問題は発生しなかった」は対偶ではないですよ。

国交の回復は、すべてを犠牲にしてでも、必ず成し遂げなければならないものですか?

 
 

2006/12/22 23:40

Commented by 古森義久 さん

しんせん様

健全なる主張の表明をありがとうございます。

 
 

2006/12/23 12:43

Commented by しんせん さん

mochizuki 殿へ

他人様のページで論争を交わすのも本筋ではないので、
反論は、
http://fresh-right.iza.ne.jp/blog/entry/91198/

http://fresh-right.iza.ne.jp/blog/entry/91209/
に用意いたしました。
更なる反論があればどうぞそちらへどうぞ。


古森義久 様へ

ご感想ありがとうございます。
ご迷惑をおかけしました。

 
 

2006/12/23 16:32

Commented by 古森義久 さん

しんせん様

決然と、なおかつ礼儀を守っての論争への構えは、ハイヌーンを思わず連想しました。舞台とされたブログでのご意見も拝読しました。
中立といえば、冷戦中にスエーデンを訪れ、ハリネズミのように武装して、外敵があれば、いつでも交戦する態勢でいることに感銘を受けました。スイスも国民皆兵で、交戦の権利をこれほど誇示している国はないくらいでしょうね。

 
 

2006/12/25 09:18

Commented by 古森義久 さん

しんせん様

マニアックを相手のご親切な教育はきちんと拝読し、首肯しております。

 
 

2006/12/26 18:34

Commented by kohyu さん

古森様
西村幸祐です。英文が多いためかトラックバックができませんでした。
私のブログでもこの問題を取り上げたので、URLを記載いたします。
大西氏へのクリスマスメッセージになっています。

Merry X'mas to NORIMITSU ONISHI@New York Times
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/30294699.html

 
 

2006/12/27 00:12

Commented by しんせん さん

古森義久 様へ

素人が書く文書を読んでいただきありがとうございます。
私なりに楽しんでやっております。

 
 

2006/12/29 08:04

Commented by 古森義久 さん

西村幸祐様

記述をありがとうございます。
クリスマスメッセージもきちんと拝読しました。
こういうゆとりをみせての辛辣な批判というのは、気分がよいです。

 
 
トラックバック(6)

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